2013.4.14 - 山梨県『ほうとう』

山梨県『ほうとう』

スタート 日本テレビ

山梨県 道の駅 とよとみ

肉や野菜を入れ、小麦粉などで作った麺を味噌で煮込んだ、山梨県などで昔から作られている郷土料理。農林水産省の選出する「農山漁村の郷土料理百選」の一つ。水田が少ない山国甲州では、貴重な米の代わりによく食されていた。

0円食材

城島が頂いた食材

長にんじんの先っぽ

山梨県中央市(豊富地域)で頂いた0円食材。
この地域は、深くきめ細やかな火山灰土で、石がほとんどない土質が特徴で、土が特徴で、ニンジンなどの根菜類栽培に適している。
その為、長ニンジンのような長いニンジンも栽培することが可能。
形の悪いものも、機械で千切りにして道の駅で売られるが、それでも、余分な部分となるひげ根の部分は捨てられてしまう。

売り物

分けて頂いた方

土橋 章一さん

菜花の葉っぱ

山梨県中央市(豊富地域)の菜花畑で頂いた0円食材。
アブラナの若いつぼみと茎葉をつんだものが「菜花(なばな)」。
菜花は、3月から4月に黄色い花を咲かせる。
収穫後に菜花の葉かきをした硬い葉を頂いた。

売り物

分けて頂いた方

佐野 久則さん

アカネマスのアラ

山梨県南巨摩郡富士川町の忍沢養殖場で頂いた0円食材。
山梨県は淡水魚の養殖が盛んな地域。
アカネマスは富士川町・忍沢養殖場が独自に開発した大型のマス。
通常のマスは白身だが、カニなどをすり潰したエサを与える事で、身が夕方の茜色のような赤い色をしているため、この名が付けられた。
臭みがなく、刺身でも美味しく、スモモのチップでスモークした「茜色の山脈」は絶品。
アカネマスを捌いた後に出た、アラ(頭、骨、内臓)を頂いた。

売り物

売り物

分けて頂いた方

佐野 真棋さん

太一が頂いた食材

ほうとうの麺の切れ端

山梨県笛吹市御坂町の製麺所、『わたなべ食品』から頂いた0円食材。
ほうとうの麺は、幅6mm~1cmの麺状に切り、生麺の状態のまま、真空包装されて商品になるが、その行程で出てくる切れ端は、乾燥してしまい、再び練る事もできず、普段は捨てられる。

売り物

分けて頂いた方

工場長
堀内 正太さん

スいりのカブ

山梨県笛吹市の桃園で分けて頂いた0円食材。
笛吹市は、日本一の桃の生産量を誇る一大産地。
「白鳳」や「浅間白桃」などが代表的な品種。
桃園農家の宮澤さんご夫妻が育てている家庭菜園の脇にある土室で冬を越して、スが入ってしまったカブを分けて頂いた。

分けて頂いた方

宮澤 強さん

法子さん

A5ランク甲州牛の脂身

山梨県笛吹市石和温泉にある旅館『糸柳』は、石和温泉が湧出する前より割烹旅館として130年の歴史がある老舗旅館。
Aランクの甲州牛の赤身とスジを取り除いた。
お客さんには出せない脂身を頂いた。

売り物

分けて頂いた方

料理長
松下 良太さん

0円料理

ほうとう

①アカネマスの頭をブツ切りにして、湯通しをする。

②野菜(カブとにんじん)を、一口サイズに切る。

③鍋に、牛脂を入れ、野菜を炒める。


④ネギ、菜花の茎を食べやすい大きさに切り、炒める。

⑤アカネマスを骨ごとブツ切りにし、煮込む。

⑥沸騰をしたら、ほうとう(麺)を入れる。


⑦出汁、味噌、白味噌を適量入れる。

⑧菜花の葉、ネギを入れる。

⑩しばらく煮込めば出来上がり!

道の駅

道の駅 とよとみ

国道140号線、山梨県中央市にある道の駅。
2009年、道の駅の全国大会(直売所甲子園)の初代優勝駅。
かつては全国でも有数の養蚕の村だったその歴史を紹介する交流促進センターや、新鮮野菜が豊富な「農産物直売所」、味噌や漬物、ハム、ベーコンなどを製造販売する「与一味工房」も賑わっている。
ソフトクリームコーナーのトマトソフトクリームは、スッキリとした甘さが人気。

立寄り処

お肉屋さん山梨県笛吹市石和町にある精肉店『こし山』。
結婚40年目になる仲良しのご夫婦に豚肉、牛スジの煮込み、豚モツを頂いたが、すべて商品だったため、0円食材とは認められず。

分けて頂いた方

越山 立樹さん

とよ子さん