2013.09.15 - 京都府『おばんざい』

京都府『おばんざい』

京都の伝統的な家庭料理『おばんざい』。京野菜をふんだんに使用したヘルシーな計5品を作った。今回のメニューは、『伏見とうがらしと丹波地鶏のきんぴら』、『九条ネギの万願寺とうがらし入りあんかけ』、『玉ネギと小松菜炒めのせ玄米ごはん』、『スイカの皮の浅漬け』、そしてデザートに『スイカ』。

0円食材

虫が食べた小松菜 腐る寸前のトマト 育ちすぎたキュウリ

道の駅で出会った、京都府亀岡市河原林河尻にある湯浅さんの畑で頂いた0円食材。虫に食われてしまった小松菜、腐りかけだったトマト、大きくなりすぎたキュウリを分けて頂いた。

分けて頂いた方

湯浅 かよみさん

葉先が枯れた九条ネギ

亀岡市国分寺の農家の村上さんから頂いた0円食材。
収穫作業の際、細すぎたり、葉先が枯れてしまった九条ネギは捨ててしまうということで分けて頂いた。

分けて頂いた方

村上 幸三さん

放置されていたスイカ

京都府亀岡市河原林の農家さんから分けて頂いた0円食材。
つるが枯れていたり、折れていたため味の保証が出来ないため出荷しないスイカを分けて頂いた。
スイカはつるから離れて時間が経つと果肉の味が落ちてしまうため味の保証が出来ない。
スイカは放置されると水分が寄る(下に)という事が起こり、そこからスが出来たりして味や触感が落ちるとされている。

分けて頂いた方

川本 松男さん

丹波地鶏とボンレスハムの燻製の切れ端

お肉をカットする際に出る固い部分や黒くなってしまった部分。
南丹市園部町小山西町にある「丹波いぶし香房スモークドフーズいじり」で頂いた0円食材。
商品をカットする際に捨ててしまうという固い部分や、黒くなってしまった部分を分けて頂いた。

分けて頂いた方

井尻 栄一さん

曲がってしまった伏見とうがらし

南丹市園部町の農家さんから分けて頂いた0円食材。
畑に落ちていた、熟しすぎや形が悪く捨ててしまうという伏見とうがらしを分けて頂いた。

分けて頂いた方

中井 馨(かおる)さん

床に落ちていたそばの実 小石が混ざった玄米

京都府亀岡市西別院町犬甘野にある、犬甘野営農組合で分けて頂いた0円食材。
製粉機にかけた際に床に落ちたそばの殻や実、精米する際に石などの異物があるとそれと一緒に排出された玄米も少量捨ててしまうという玄米を頂いた。

分けて頂いた方

原田 斉さん

半分傷んだ玉ねぎ

亀岡市曽我部町の農家さんに分けて頂いた0円食材。
6月に収穫し、出荷までの間乾燥させていた際に傷んでしまって出荷できない玉ねぎを分けて頂いた。

分けて頂いた方

井口 学さん

0円料理 『おばんざい』

九条ネギの万願寺とうがらし入りあんかけ

①トマト、キュウリ、万願寺とうがらしを刻む

②九条ネギを茹でる


③茹で上がったら氷水につけ、冷めたら水を切る

④鍋にお湯を沸かし、トマト、キュウリを入れて白だしで味付け

⑤水溶き片栗粉でとろみをつける


⑥完成

伏見とうがらしと丹波地鶏のきんぴら

①伏見とうがらしをフライパンに入れて炒める

②丹波地鶏の燻製をフライパンに入れて炒める

③砂糖、ごま油、醤油、調理酒で味付け


④ある程度炒めたら完成

玉ネギと小松菜炒めのせ玄米ごはん

①玄米をザルで擦る

②圧力鍋に入れて炊く

③玉ねぎ、ボンレスハムの燻製、小松菜を刻み、炒める


④オリーブオイル、白だし、ブラックペッパーで味付けする

⑤炊きたがった玄米の上に、炒めた具材を乗せれば完成

⑥玄米ご飯をある程度食べた所で、そば茶をかければ、お茶漬けの完成!

冷やしスイカ

①スイカをカットする

②氷をしいたお皿に盛りつけ完成

そば茶

①そばの実を中身が出るまで擦る

②フライパンに入れ火をかけ、煎る

③フライパンに水を入れ沸かす


④ザルでそばの実を取り除いたら、完成

スイカの皮の浅漬け

①スイカを切り赤い部分を取る(残っていても大丈夫)
②皮の緑の部分を剥く
③短冊切りにし、塩を振る
④水が出たらしぼり、完成

道の駅

道の駅 ガレリアかめおか

京都府亀岡市にある、最大級の広さを誇る道の駅。ホールや図書室などの施設が含まれた複合施設、野菜の直売やお土産品の販売を行っているのが「物産市場 アトリオ」。
その日の朝に収穫した野菜を直売する朝市や、亀岡市の名産品 亀岡牛の販売などを行っている。