2014.1.19 - 鳥取県『日本海と山が生んだ絶品和食』

鳥取県『日本海と山が生んだ絶品和食』

初の日本海の0円食材をふんだんに使った、高級和食料理仕立てのメニュー2品! ウマヅラハギの薄切りの身を、ズワイガニの甲羅、ウマヅラハギの骨、さらに名産のトマトで作った出汁で頂く、「ウマヅラハギのしゃぶしゃぶ~和風トマトだれ・ズワイガニ風味~」! さらに、鳥取県のブランド牛『鳥取和牛』と、酸味が良い塩梅の青いイチゴ、ブロッコリーの茎を串刺しにして、特製の味噌をつけて焼いた「鳥取の幸満載 0円串焼き」

0円食材

長瀬が頂いた食材

傷ついたミニトマト

琴浦町で分けて頂いた0円食材。
琴浦町赤碕では、鳥取県のミニトマトの約88%を生産している。琴浦町は、海沿いのため塩分を含んだ土壌が甘く美味しいトマトを実らせる。
割れたり、傷がついたミニトマトは出荷することがないということで、20粒程分けて頂いた。

分けて頂いた方

入江 幸人さん

智恵子さん

ボロボロになったウマヅラハギ

境漁港で漁師さんに分けて頂いた0円食材。
漁師さんに、船に落ちていたボロボロに傷がついたウマヅラハギを分けて頂いた。

分けて頂いた方

漁師さん

紅ズワイガニの甲羅

境港市の境港さかなセンターで分けて頂いた0円食材。
境漁港は、日本一のカニの水揚げ量を誇る漁港。
カニの捨ててしまう所は無いという情報を得ていた長瀬だが、たまたま立ち寄ったカニ屋さんで、捨てられていたカニの甲羅をゲット!
このお店では、カニの重さが軽くカニ味噌が入ってないと思われる物は、足だけ切り落として販売しているため、殻の部分は捨ててしまう。

分けて頂いた方

景山 誠さん

城島が頂いた食材

摘果した青いイチゴ

琴浦町竹内でイチゴ農園を営む村上さんから分けて頂いた0円食材。
イチゴはA級品、B級品、出荷できないイチゴなどに選別される。その際に出る、傷がついたものや形の悪いものは出荷できないものは、従業員さんのおやつなどになり、食べられるので、0円食材として認められなかったが、選果室には、摘果した青く小さいイチゴがあり、出荷せず、食べたりもしないとのことで頂いた。
こちらでは、甘く、大きなイチゴに育てるために、一枝に5つ以上実がついていたら6つ目を摘果(間引き)している。

分けて頂いた方

村上 功喜さん

ブロッコリーの茎

琴浦町赤碕のブロッコリー農家さんから分けて頂いた0円食材。
鳥取県はブロッコリーの名産地。降水量が多く栽培に適した環境で甘く美味しいブロッコリーが出来る。琴浦町も名産地の1つで、町内での生産者は70人程いて、道の駅には複数の農家さんのブロッコリーが置いてある。
茎を長めに収穫したブロッコリーは、葉をその場で取り除き、奥の小屋で16㎝の出荷サイズに茎を切り落とす。切り落とした茎は処分されるということで、2日前に切り落とした茎20個ほどを分けて頂いた。

分けて頂いた方

福本 年廣さん

鳥取牛の脂身

城島が、とあるお肉屋さんで分けて頂いた0円食材。
鳥取牛の加工の際に出る脂身部分を分けて頂いた。

分けて頂いた方

とあるお肉屋さん

0円料理

ウマヅラハギのしゃぶしゃぶ ~和風トマトだれ・ズワイガニ風味~

1.ウマヅラハギを三枚に下ろし、しゃぶしゃぶ用に薄切りにする。

2.ズワイガニの甲羅の中に、切り落としたウマヅラハギの骨や皮の部分を一口サイズに切ったものと、調理酒を入れて、出汁を取る。

3.煮立ったら、魚の骨、皮を取り出し、調理酒、濃口醤油で味付け。


4.ミニトマトを八等分と、輪切りに分けて切る。
八等分に切ったミニトマトを入れ、もうひと煮立ちさせる。

5.しゃぶしゃぶ用に切ったウマヅラハギと輪切りにしたトマトを皿に並べ、完成!

鳥取の幸満載 0円串焼き

1.ブロッコリーの外の皮を切り、一口サイズに切る。イチゴのヘタの部分を薄く切る。

2.(1.)を下茹でし、あく抜きをする。

3.鳥取和牛を一口サイズに切り、網で焼く。


4.下茹でしたブロッコリーと、ミニトマトを串に刺し、網で焼く。

5.合わせ味噌、赤味噌を器に入れ、みりんを入れて伸ばし、自家製味噌を作る。

6.鳥取和牛の細切れの細切れをフライパンに入れ、炒める。


7.焼いておいた肉とイチゴを刺し、網で焼く。作っておいた肉味噌を、串焼きの上にのせ、さらに焼いたら完成!

道の駅

道の駅 ポート赤碕

鳥取県のほぼ中心に位置する琴浦町にある道の駅。
南には、中国地方最高峰の大山、北には日本海と、雄大な自然に囲まれており、JA鳥取中央販売直売店あぐりポート琴浦や、赤碕町漁協直営の海産物直売所、子供たちに人気のふれあい広場がある。
JA鳥取中央販売直売店あぐりポート琴浦琴浦町名産のブロッコリー、白ねぎ、梨など、地元の農家さんが作った新鮮な野菜がズラリと並び、西日本でも有数の生産量を誇るミニトマトを使った手作りのケチャップなどの加工品も取り揃えている。
赤碕町漁協鮮魚直売センター赤碕漁港から毎日水揚げされる鮮魚と、境港からその日に水揚げされた、松葉ガニや紅ズワイガニなど日本海の新鮮な魚介類が30~40種類程並ぶ。
鮮魚の他に、県内で一番の水揚げ量を誇る、琴浦町の町魚「アゴ(=トビウオ)」を使った、名物あごちくわやあごカツなど、海産物加工品も多く取り揃えている。

立寄り処

高塚かまぼこ店町内に4店舗ある蒲鉾店の1つ。琴浦の町魚、“あご"と呼ばれるトビウオを使った、名物「あご竹輪」(1個250円)の他、琴浦で栽培が盛んなブロッコリーを使ったブロッコリー竹輪、かまぼこコロッケなど種類豊富な品揃え。
製造過程で出てしまう、かまぼこの切れ端などは廃棄せず、店内の試食用にしたり、冷凍保存しておき、境港の魚の飼料やエサに再加工してくれる業者に渡しているとのことで、0円食材はなかった。

出会った方

高塚 賀人(よしと)さん(社長)

橋谷 直美さん(お母さん)