2015.8.2 - 埼玉県『0円冷やし中華』『0円夏野菜ピザ風』『0円巨大ベーコンエッグ ~24時間テレビバージョン~』

埼玉県『0円冷やし中華』『0円夏野菜ピザ風』『0円巨大ベーコンエッグ ~24時間テレビバージョン~』

埼玉県深谷市周辺で集めた0円食材で作ったメニュー。
V6の井ノ原快彦が初参加ながらも、多くの食材をゲットし、計3品ができあがった。
夏にピッタリの「0円冷やし中華」は、埼玉県名産のうどんを使い、夏野菜、ハム、ゆで卵を豊富にあしらい、豚肉とシイタケで出汁をとったタレで、さっぱりしながらも、食べ応えのある仕上がりに。さらに、夏野菜と細かく切った豚のスジ肉を、うどんと里芋で作った生地の上に乗せた、アイディア料理「0円夏野菜ピザ風」も絶品。
さらに、24時間テレビのメインパーソナリティである井ノ原の為に、城島が作ったのは、ダチョウの卵とベーコンで作った「巨大ベーコンエッグ」。今回は、24時間テレビバージョンとして、黄身にチャリティTシャツをイメージしたイラストを描いた。

0円食材

曲がった深谷ねぎの苗

2013年2月に、出張DASH村でお世話になった澤野さんを城島が尋ね、分けて頂いた0円食材。
こちらでは、約24万本のネギ苗を栽培。
その数ゆえ、管理が大変な為、畑の一部に密集して育て、その苗の葉先を切り、改めて植えていくのだが、その過程では、葉先の重さで、白い部分が曲がってしまうものが出てしまう。
機械で植えていく際、引っ掛かってしまい、苗としては、使えないというので分けて頂いた。

分けて頂いた方

澤野 政明さん

ダチョウの卵

児玉郡美里町でダチョウ畜産業を営む「美里オーストリッチファーム」で分けて頂いた0円食材。
約一万坪の広大な敷地で、300~400羽のダチョウを育てている。
飼育されているダチョウは、皮はバックや財布などの革製品に、肉は高タンパク低カロリーでヘルシーなので、徐々に人気も高まっている。
頂いたのは、保管していた無精卵。
お客さん用にとってあるが、あまり需要がない為、捨ててしまうという。

分けて頂いた方

池田 貴将さん

規格外のハム&跡が残ったベーコン&骨がついたスジ肉

児玉郡美里町の「古代豚 白石農場」で分けて頂いた0円食材。
古代豚とは、昭和30年代まで、日本で飼われていた豚「中ヨークシャー種」という品種を改良したもの。
他の豚に比べ成長が遅いため、現在では、ほんのわずかしか残っていない。
頂いたのは、薫製機で燻す際などにかけるフックの跡がついてしまったベーコン、骨がついたスジ肉、規格外のハム。

分けて頂いた方

白石 篤さん

ヒビ割れたゆで卵

深谷市本郷の卵直売所「愛たまご」で分けて頂いた0円食材。
こちらは、150万羽の鶏を飼育している大正14年創業の老舗。
人気商品は、黄身が2つ入った「二黄卵」。
分けて頂いたのは、茹でる際にヒビが入った商品にならないゆで卵。

分けて頂いた方

島田 愛子さん

間引いたナス&埼玉青大丸なす

深谷市でナスを栽培する農家さんから分けて頂いた0円食材。
道の駅にあった出荷者の顔リストを見て、同じ名前ということで、太一が訪ねた。
作っていたのは、深谷市の特産品の埼玉青大丸なす。
市内では、うどんや煮ぼうとうの具、あぶらみそという甘めの味噌炒めとして、昔から食されている。
一つの枝から2つ実がなっていて、片方に栄養が偏ったり、実が大きくならないので間引いたものを頂いた。

分けて頂いた方

松島 太一さん

ヒビ割れたトマト&形の悪いキュウリ

本庄市滝瀬の農家さんから分けて頂いた0円食材。
こちらでは、収穫した真っ直ぐなキュウリを「A品」、少し曲がったものは「B品」、B品にもならないものは「漬け物用」、残りは「廃棄」と4種類に分けており、その廃棄分のキュウリを頂いた。
家族用に栽培しているトマトは、傷や熟れすぎてヒビ割れた、捨ててしまうものを頂いた。

分けて頂いた方

茂木 和夫さん

返品された黒く傷んだシイタケ

深谷市山崎の「塚越食菌研究所」で分けて頂いた0円食材。
昭和50年に設立され、独自の方法でしめじ茸の人工周年栽培方法を考案し、自社でしめじ、その後シイタケの栽培を開始。
去年の大雪によって菌類を育てていたハウスが倒壊してしまった為、現在は昔、栽培方法を教えた会社からシイタケを買い取って販売をしている。
頂いたのは、品が悪くなってきた為、スーパーから返品されたシイタケ。

分けて頂いた方

塚越 富士子さん

サンプルで作った細いうどん

深谷市田所町の「岡本製麺」で分けて頂いた0円食材。
こちらでは、現在、約30種類(うどん11種以上、ラーメン10種程度、そば3種、焼きそば4種)を展開し、1日に約3000食以上を製麺している。
分けて頂いたのは、サンプル用に作った細いうどんで、賞味期限までの色の変化などをチェックしていたもの。
この賞味期限がちょうどロケ当日だった為、頂いた。

分けて頂いた方

岡本 康さん

畑に植えきれなかった里芋

深谷市田所町の農家さんから分けて頂いた0円食材。
植えるスペースが限られている為、植えきれず、畑に放っておいた里芋の種芋を分けて頂いた。

分けて頂いた方

武政 忠男さん

成熟しなかったトウモロコシ

深谷市田所町の農家さんから分けて頂いた0円食材。
埼玉県内では県北地区を中心に栽培されており、深谷市にあたる榛沢・岡部・本郷地区がもっとも盛んに取り組んでおり、生産量は県内1位。
毎朝、約2000本のトウモロコシを収穫。その選別の際に、中身が軽かったり、色が悪かったりと、成熟しなかったものは廃棄される。

分けて頂いた方

篠崎 惠子さん

0円料理

0円冷やし中華

1.<具材>
キュウリ、トマト、ハムや、茹でたシイタケを薄く切り、ゆで卵は輪切りにする。
ネギは、白い部分を細く切って白髪ネギにする。
ナスは縦に半分に切り、細切りにしたものを素揚げに。
2.<タレ1>
豚のスジ肉についていた脂身とシイタケを鍋で煮て、出汁をとる。
味が出たらシイタケと豚を取り除く。
3.<タレ2>
出汁に300ccの醤油と酢、そして、コクが出るように砂糖を入れ、よくかき混ぜる。
4.<麺>
細うどんを強く揉み、中華麺のように縮れを作る。
それを沸騰した鍋にいれ、柔らかくなるまで茹でる。
茹でた麺は氷水にさらしてよくしめる。
5.<盛りつけ>
盛りつけたらタレをかけて完成。

0円夏野菜ピザ風

1.オリーブオイルで細かく切ったスジ肉を炒め、そこに小口切りにしたネギ、細かく切ったトマトの順番で入れて、塩・粗挽きコショウで味をつける。
2.<生地1>
茹でて皮をむいた里芋をすり潰し、そこに茹でたうどんを加えてすり潰しながら混ぜる。
繋ぎに小麦を足し、さらに混ぜる。
3.<生地2>
オーブンシートの上に生地を丸く伸ばし、その上から1の炒めた具材と、皮をむいて薄切りにした埼玉青大丸なすと、トウモロコシの粒をのせる。
4.オーブンで20分焼いて完成。

0円巨大ベーコンエッグ ~24時間テレビバージョン~

1.ハンマーなどを使い、丁寧に殻を割る。
2.ベーコンをホットプレートの周りで焼き、真ん中に1で割ったダチョウの卵を入れ、蓋をして20分焼く。
3.粗挽きコショウで絵を書いて完成。

道の駅

道の駅 おかべ

埼玉県北部に位置する道の駅。
深谷市は、日本有数の野菜産地として知られ、新鮮な野菜、ユリやチューリップなどの花卉栽培が盛ん。
中でも、トウモロコシは、年間生産量およそ2000トン!
精肉コーナーには、ハムやソーセージなど、地元のブランド豚を使った、加工品も様々。