2016.1.31 - 青森県『0円海鮮ミルフィーユ鍋』『鮭トバかけ0円お好み焼き青森バージョン』

青森県『0円海鮮ミルフィーユ鍋』『鮭トバかけ0円お好み焼き青森バージョン』

青森県階上町周辺で集めた0円食材で作ったのは、この時期にぴったりの体温まる2品。
柔らかく茹でた鮭トバをミンチ状にして、ヒラメの身と一緒に白菜で挟み、魚介で取った出汁で煮込んだ「0円海鮮ミルフィーユ鍋」。
そして、すりおろしたとっくり芋にキャベツのザク切りを入れた生地を焼き、かつお節に見立て、削った鮭トバをふりかけた、ユニークな「鮭トバかけ0円お好み焼き青森バージョン」。

0円食材

太一が頂いた食材

ヒラメとカレイのアラ

階上町の鮮魚店『八幡丸』で頂いた0円食材。
カレイは、切り身にする際に頭を廃棄。
そのアラは、出汁を取ると、とても旨いと伺い、ありがたく頂いた。
ヒラメは刺身として身を取った残りの頭と骨を捨てるという。
道の駅にTOKIOがいるという話を娘さんから聞き、朝さばいたものを捨てずに取っておいてくれた。

分けて頂いた方

荒沢 イシエさん

見た目が悪い鮭トバ

階上町の鮮魚店『十文字商店』で分けて頂いた0円食材。
鮭トバは塩漬けにした鮭の身を乾燥させて作るが、天候が悪かったため変色し、味も落ちているため、商品にならないとのこと。

分けて頂いた方

十文字 静江さん

芽が生えたにんにく

階上町の農家さんに分けて頂いた0円食材。
新しい芽が出てきてしまい、風味が落ちてしまうため、商品にならず処分するという。

丸まらなかった白菜

ニンニクと同じ農家さんに分けて頂いた0円食材。
結球しなかったため、出荷することもなく全て捨ててしまうという。

中身がスカスカのキャベツ

こちらもニンニクと同じ農家さんに分けて頂いた0円食材。
中身がスカスカ大きく生長しないため、捨ててしまうという。

分けて頂いた方

大下 勇栄さん

城島が頂いた食材

削れているとっくり芋

道の駅で見つけた大量の「赤カブ」を生産する農家さんに頂いた0円食材。
赤カブの畑には何も残っていなかったが、トラックの保冷車を冷蔵庫代わりに使い、赤カブや、自然薯の仲間であるとっくり芋などを保存していた。
掘るときにキズが付き傷んでしまったとっくり芋は、商品にならず、自分たちで食べることもないという。

分けて頂いた方

山田 喜平さん

山田 テイさん

0円料理

0円海鮮ミルフィーユ鍋

1.鮭トバを細かく切り、20分ほど茹でて、柔らかくする。
2.ヒラメの骨に付いた身をスプーンで削ぎ取る。
3.カレイとヒラメのアラを茹でて、出汁を取る。
4.フードプロセッサーで茹でた鮭トバをミンチ状にする。
5.鮭トバのミンチとヒラメの身を合わせ、みじん切りにしたニンニクを加え、酒で味付けする。
6.これを白菜6枚分の間に挟んで重ね、5cm幅に切る。
7.土鍋に縦に並べ、アラで取った出汁を入れて、醤油とお酒で味を調え、10分ほど煮れば出来上がり。

鮭トバかけ0円お好み焼き青森バージョン

1.ザク切りにしたキャベツと、すりおろしたとっくり芋を混ぜて、生地を作る。
2.生地の両面をフライパンで焼く。
3.鮭トバをピーラーでかつお節のように削って、『鮭トバ節』に。
4.ウスターソースとオイスターソースを混ぜ、フライパンで熱して、特製のソースを作る。
5.生地がしっかり焼けたら、熱々のソース、マヨネーズを塗り、鮭トバ節を振りかけて完成。

道の駅

道の駅 はしかみ

青森県と岩手県の県境、太平洋に面した階上町(はしかみちょう)にある道の駅『はしかみ』。
三陸海岸の北端に位置し、海の幸に恵まれ、鮮魚コーナーには、漁獲量全国2位で青森の県魚でもあるヒラメをはじめ、地元の新鮮な魚介類がズラリと並ぶ。
また、生産量全国1位、青森が誇るリンゴをはじめ、ゴボウ、長芋、にんにくなど、山の幸も豊富。
そして、名物である「南部せんべい」が何種類も並ぶ。