2016.3.6 - 千葉県『春野菜と地魚の里芋ピザ風』『0円グリーンポタージュ』『0円キンカン巾着』

千葉県『春野菜と地魚の里芋ピザ風』『0円グリーンポタージュ』『0円キンカン巾着』

千葉県鋸南町の0円食材で作った、アイディアあふれる三品。
千葉の食材をふんだんに使った『春野菜と地魚の里芋ピザ風』は、里芋の生地にスティックセニョールと魚を使ったアンチョビ風ピザソースを塗り、春野菜や魚を乗せた一品。
『0円グリーンポタージュ』は、キャベツ、ブロッコリー、里芋をポタージュ風にアレンジした春の香り漂う優しい味に。
今回のデザートは和菓子。『0円キンカン巾着』は、名産のキンカンのさわやかな風味が絶品!

0円食材

城島が頂いた食材

実が硬い里芋の親芋

農家の加藤さんに分けて頂いた0円食材。
分けて頂いたのは、収穫し終わった里芋「ちば丸」の親芋。
「ちば丸」は、千葉県で作られた品種で、子芋は柔らかい食感が特徴で、おいしいが、親芋は硬く一般的に食べない。

分けて頂いた方

加藤 武司さん

つぼみが開いたスティックセニョール

割れたキャベツ

花が咲いた菜の花

農家の白熊さんご夫婦から分けて頂いた0円食材。
分けて頂いたのは、つぼみが開いたスティックセニョール。
別名『茎ブロッコリー』とも呼ばれ、ブロッコリーと中国野菜の芥藍を日本で品種改良した野菜。
つぼみが開くと、他の茎の生長の妨げになるため、捨ててしまう。
さらに、収穫時期を過ぎてしまい割れてしまったため、商品にならなかったキャベツと、千葉の名産・菜の花は、花が咲いてしまったため、こちらも商品にならずに捨てられていた。

分けて頂いた方

白熊さんご夫妻

放置していたキンカン

相川さんから分けて頂いた0円食材。
分けて頂いたのは、自宅で食べることもなく、放置されていたキンカン。
放置しておくと、勝手に地面へ落ち、鳥が食べるという。
毎年、勝手に生るが、収穫もせず、10年程、食べていない。

分けて頂いた方

相川 常夫さん

マアジに混ざったアオアジ

鮮魚店「山友商店」で分けて頂いた0円食材。
頂いたアオアジは、見た目はマアジのようだが、血合いが多く、刺身に向かず味が落ちるため捨てているという。

分けて頂いた方

久保田さんご夫妻

放置されていたブロッコリー

渡さんに分けて頂いた0円食材。
食べずに放置されていた畑のブロッコリーを分けて頂いた。

分けて頂いた方

渡 由紀子さん

売り物に混ざっていた雑魚

鮮魚店「久七商店」で分けて頂いた0円食材。
売り物の魚の中に混ざっていた、ギラ(オキヒイラギ)などの雑魚、傷んだセグロイワシ(カタクチイワシ)、アジ。
使い道がないため、廃棄される予定だった。

分けて頂いた方

和田さんご夫妻

0円料理

春野菜と地魚の里芋ピザ風

生地

1.里芋をすり潰し、小麦粉を加え、生地状にする。
2.フライパンで両面を焼く。

ソース

1.スティックセニョールは少量の水で蒸し焼きにし、塩を振る。
2.小魚は頭と内臓を取り、塩を振って少し置く。
置いた小魚をオリーブオイルで煮て、柔らかくなったら細かくする。
3.「1、2」を混ぜ、塩コショウを加え、ソースにする。

1.ソースを焼きあがった生地の上に塗る。
2.茹でたスティックセニョール、捌いた魚、菜の花を乗せる。
3.230℃のオーブンで8分焼き、完成!

0円グリーンポタージュ

1.キャベツ、ブロッコリーをざく切りにし、バターでしんなり炒める。
2.里芋をサイコロ状に切り、1と混ぜ、コンソメ・塩を入れて煮る。
3.柔らかくなったら、フードプロセッサーで細かくし、鍋に移し塩コショウを加え、温める。
4.ブロッコリーを盛りつけたら完成!

0円キンカン巾着

1.ヘタを取り、縦に5~6箇所切れ目を入れたキンカンを、キンカンが浸るくらいの水で煮る。
砂糖を加え、弱火で約20分煮る。
2.里芋を蒸し、すりつぶし、砂糖を加え、滑らかにし、中に煮たキンカンを入れる。
3.すり潰した里芋でキンカンを丁寧に包み、巾着にしたら完成!

道の駅

道の駅 保田小学校

千葉県鋸南町にある『道の駅 保田小学校』。
元々は小学校だったが、2年前に廃校になり、昨年12月に道の駅として生まれ変わった。
都心から車で1時間という好アクセスのため、土日には多くの人々が訪れる。
体育館は地元食材が揃う直売所、教室は宿泊施設となり、小学校の雰囲気を残しつつリノベーションされている。
さらに、温浴施設や公共施設、食堂を含めた都市交流施設となっている。