2017.4.23 - 静岡県『0円三色丼風』『0円ダシ茶漬け』『0円甘夏ジュース』

静岡県『0円三色丼風』『0円ダシ茶漬け』『0円甘夏ジュース』

相模湾で獲れた水産物と温暖な気候で育つ伊東市の食材で作った0円食材。
干物でおなじみのイボダイ、サバ、サンマ、ブロッコリーの脇芽を乗せた『0円三色丼風』は、ご飯の代わりに大根を使ったヘルシーな一品。半分ほど食べたら、締めとして、金目鯛の頭でとったダシをかけて『0円ダシ茶漬け』に。
さらに、こちらも名産の甘夏を使った『甘夏ジュース』は、程よい甘さと酸味で春にピッタリ!

0円食材

城島が頂いた食材

金目鯛の頭

城島が4年前にもお世話になった川奈港で分けて頂いた0円食材。
頂いたのは、静岡県が水揚げ量日本一の金目鯛の頭。
漁協主催のお祭りで金目鯛の味噌汁を振る舞う予定だったが、それを待たずに冷凍焼けしてしまったもの。

冷蔵庫に残っていた2年前のサンマの丸干し

頂いたのは、2年間凍らせたままだったサンマの丸干し。
食べ飽きてもういらないので捨てるという。

分けて頂いた方

いとう漁協
米澤 清博さん

また割れした大根

カブや大根などを作っている農家さんから分けて頂いた0円食材。
頂いたのは、先が股割れしてしまった大根。
形が悪くて出荷もできず、人にもあげないため捨ててしまうという。

分けて頂いた方

齋藤 博幸さん

太一が頂いた食材

小さすぎて干物にできないイボダイ

サバの骨

伊東港の向かいにある干物屋「長浜ひもの店」で分けて頂いた0円食材。
頂いたのは、10㎝に満たない小さなイボダイとサバの骨。
イボダイは、干物にしようとしていたが、サイズが小さくて商品にできず捨ててしまうもの。
サバの骨は、みりん干しを作る際に、おろして出た骨の部分。

分けて頂いた方

長浜 賢一郎さん

地面に落ちた収穫間近の甘夏

みかん農園の「泰山園」で分けて頂いた0円食材。
頂いたのは、雨や鳥などにつつかれて地面に落ちてしまった甘夏。
そのままだと次第に苦味が出てきてしまい、加工もできないため捨ててしまうという。

分けて頂いた方

山口 有一さん

収穫を終えたブロッコリーの脇芽

菜花などを出荷している農家さんから分けて頂いた0円食材。
頂いたのは、畑にあったブロッコリーの脇芽。
一番最初に出てくる大きな芽は収穫しており、その脇芽として生えてきたもの。小さいため出荷もせず、捨ててしまうという。

育ちすぎて花が咲いてしまった菜の花

花が咲いてしまうと茎が筋っぽく固くなり、食感も風味も格段に落ちて商品にならないので捨ててしまうという。

分けて頂いた方

春田 常夫さん

0円料理

0円三色丼風

1.イボダイを三枚におろし、醤油・みりん・酒につけて、フライパンで焼いて照り焼きを作る。
2.骨からサバの身を取り出し、包丁で叩いて味噌・酒を加えて混ぜ、箸でほぐすように焼き、そぼろを作る。
3.網でサンマを焼き、身を取ってほぐす。
4.大根をスライサーで細切りにし、米粒状に切る。
5.小麦粉をまぶして1分ほど湯がき、水気をよく切って丼に盛り付ける。
6.1・2・3と、ブロッコリーの脇芽を(5)の上に盛り付ける。

0円ダシ茶漬け

1.金目鯛の頭を網で炙る。
2.炙った頭を煮て、ダシをとる。
3.酒・薄口醤油・塩で味付けし、三色丼風の上にかける。

0円甘夏ジュース

1.甘夏の身をくり抜いて、身と皮に分け、皮は器にする。
2.くり抜いた身をサラシでよく絞る。
3.皮の器に、絞ったジュースと果肉、いちょう切りにした身を入れる。

道の駅

道の駅 伊東マリンタウン

伊豆半島の入り口に位置し、都内から車で2時間という立地から、年間来場者数は240万人以上という大人気の道の駅。
伊東市名産の干物やみかん、静岡茶(ぐり茶)の他に、伊相模湾から水揚げされたサザエやあわびなど、新鮮な魚介類が並ぶ。
さらに日本屈指の温泉地としても知られる伊東市らしく、温泉や足湯も人気で、目の前から出港する遊覧船は、年間4万6000人が利用する。