2017.7.2 - 滋賀県『0円カニ玉風』『0円酢豚風』『鮒ずしのエゴマ葉揚げ』『0円冷やししるこ』

滋賀県『0円カニ玉風』『0円酢豚風』『鮒ずしのエゴマ葉揚げ』『0円冷やししるこ』

モロコと小鮎の佃煮、エビ豆煮をカニ代わりにして卵と一緒に焼き、団子のアンに酢を混ぜて作った甘酢あんかけ、グリンピースの代わりにソラマメを乗せた『0円カニ玉』、近江牛とキュウリを揚げた後、トマトと甘酢あんかけで炒め、サンチュの上にトッピングした『0円酢豚風』、名産の鮒ずしをエゴマの葉で包んで揚げた『鮒ずしのエゴマ葉揚げ』、そして、デザートに和菓子で作った『0円冷やししるこ』でさっぱりと!

0円食材

城島が頂いた食材

賞味期限が近い和菓子

城島が、和菓子を作る創業20年の『滋賀ごてん本舗』で分けて頂いた。
年間3万食を売り上げる「ギガ団子」は、米粉100%でモチモチ食感が人気の秘密。保存料や防腐剤を使わないため、消費期限が36時間と早く、安全なものを提供する為、消費期限切れ前に早めに回収し廃棄される。

分けて頂いた方

伴 千鶴さん

鮒ずしの切れ端

賞味期限切れのモロコと子鮎の佃煮

賞味期限切れのエビ豆煮

太一が、水産加工会社の『望月水産』から分けて頂いた0円食材。
身の部分が少ない、名産・鮒ずしの切れ端、賞味期限が切れてしまったモロコと小鮎の佃煮、そして、エビ豆煮。
いずれも、廃棄される予定だったものを頂いた。

分けて頂いた方

望月 さと子さん

傷ついたトマト

傷ついたキュウリ

太一が、『松岡農園』で分けて頂いた0円食材。
こちらでは、17棟のハウスがあり、トマト、キュウリなどを栽培。
トマトは1日に500個以上収穫するが、およそ2割のトマトに傷があるなどが原因で廃棄されている。
同じく、傷ついたキュウリも廃棄される予定だったものをいただいた。

分けて頂いた方

松岡 愛さん

収穫時期を逃したソラマメ

虫に食われたエゴマの葉

虫に食われたサンチュ

太一が『馬渕農園』で分けて頂いた0円食材。
こちらの農場は、サッカー場ほどの畑で年間およそ90種類もの野菜を栽培している。そのため、収穫が追い付かないことも。
頂いたのは、そんな収穫時期を逃してしまったソラマメ、そして、虫に食われてしまったエゴマの葉とサンチュ。
いずれも商品にはならず、廃棄予定だった。

分けて頂いた方

嶋田 優子さん

ヒビ割れた卵

中丸が『中村養鶏場』で分けて頂いた0円食材。
こちらでは、約7000羽の鶏を飼育し、1日に出る卵の数は約6000個。
オリジナル飼料にこだわり、ミネラルをたっぷり含んだ比良の雪解け水を与えている。滋賀県内の自然食品のお店の他、京都東山の老舗高級料亭「菊乃井」にも卵を卸している。
頂いたのは、1日20個前後出てしまう、殻が割れてしまった卵。

分けて頂いた方

中村 京子さん

近江牛かもしれないお肉の切れ端

中丸が、道の駅に近江牛を下ろしている加工会社『牛長商会』で分けて頂いた0円食材。
こちらでは、近江牛をはじめ、様々な肉を加工しており、分けて頂いたのは、そんな近江牛などの筋や脂身の切り落としをまとめていたもの。

分けて頂いた方

片岡 直子さん

0円料理

0円カニ玉風

1.ヘタと傷付いた部分を取ったトマトを角切りにする。
2.モロコと小鮎の佃煮を細かく切る。
3.ソラマメを塩ゆでする。
4.溶いた卵に、(1)と(2)とエビの豆煮を加え、フライパンで焼く。
5.十分に火が通ったら、皿に出す。

甘酢あん

6.みたらし団子のみたらしを、お湯で取る。
7.酢を加えて煮詰める。
8.(5)に(7)をかけて、(3)を上にのせて完成。

0円酢豚風

1.肉を細かく切る。
2.きゅうりを切って、素揚げにする。
3.肉に衣をつけて、180℃の油で3分間揚げる。
4.【0円カニ玉風】で使った甘酢あんを、(2)と(3)と絡める。
5.(4)にトマトを加える。
6.あんが絡まったら、サンチュの上に乗せて完成。

鮒ずしのエゴマ葉揚げ

1.エゴマの葉を半分に切る。
2.鮒ずしの切れ端をエゴマの葉で巻き、爪楊枝で留める。
3.衣をつけて、180℃の油で2分間揚げて完成。

0円冷やしおしるこ

1.草餅などからあんこを取り出す。
2.(1)をお湯で溶く。
3.砂糖を加え、煮る。
4.(1)で使った草餅などを一口サイズに丸め直し、片栗粉をつける。
5.みたらしを取った団子を小さく切り、片栗粉をつける。
6.(4)と(5)を(3)に加えて、煮込む。
7.団子に味が染みこんだら、氷水で冷やして完成。

道の駅

道の駅 びわ湖大橋米プラザ

日本最大の琵琶湖を横断する橋のふもとにある道の駅。
三大和牛の一つ、近江牛、そして、琵琶湖の魚を使った佃煮や鮒寿司など日本一の湖の恵みが
およそ50種類と滋賀県の特産品が数多く揃う。
さらに、滋賀県には、多くの川が琵琶湖に流れ込んでおり、水が豊富で土地が肥沃なため、稲作が発達。
関西有数の米どころとなった。名前にもある米プラザとは、元々、米の展示場だったのに由来するが、今も10種類もの米を取り揃えている。