2017.10.8 - 静岡県『0円富士宮うどん』『0円ピーマンの肉詰め』

静岡県『0円富士宮うどん』『0円ピーマンの肉詰め』

静岡県富士宮市周辺で頂いた0円食材で作ったのは2品。「0円富士宮うどん」は、餃子の皮をうどんへと変身させ、マグロの頭で出汁をとったスープに、ニジマスの天ぷら、落花生のかき揚げをトッピングした、富士宮やきそばにも負けない地元食材をふんだんに使ったグルメ。「0円ピーマンの肉詰め」は、マグロの身がぎっしり詰まった贅沢な一品に。

0円食材

城島が頂いた食材

黒く変色した落花生

富士宮市の落花生農家さんから頂いた0円食材。
収穫した落花生を選別する際、殻の黒ずみがひどいものや、中身が未熟なものは商品にならず、加工品にもしないため、捨ててしまうというので頂いた。

分けて頂いた方

佐野 勝久さん

成美さん

メバチマグロの頭

富士宮市の鮮魚店「大野水産」で頂いた0円食材。
こちらでは、清水のマグロを一本丸ごと買い付けて解体。
頭からはホホ肉や脳天など取れる部位を商品として売っているが、残ったアラは使い道も無く、捨ててしまうというので頂いた。

分けて頂いた方

大野 敬子(けいこ)さん

太一が頂いた食材

年に1回の選別ではじかれたニジマス

富士宮市のニジマス養殖場「𡈽田養鱒場」で頂いた0円食材。
太一が訪れた日がたまたま、年に一度、来年の親となるニジマスを選別する日で、傷ついていたり、生長が遅いなど商品にならないものが大量に出ていた。
それらはすべて破棄してしまうというので頂いた。

分けて頂いた方

𡈽田養鱒場
𡈽田 真仁さん

餃子の皮の端で作ったうどん

富士宮市の製麺所「池田製麺所」で頂いた0円食材。
一度目の訪問では、城島の説明が不十分で何も頂けなかったが、太一が再度訪れてゲット。
企画意図を理解してくださったご主人が、餃子の皮を作る際に出る切れ端をうどんの麺に加工してくれた。

分けて頂いた方

池田 雅澄さん

規格外のインゲン&モロッコインゲン

ピーマン&ナス&虫に食われた小松菜の外葉

富士宮市の農家さんに頂いた0円食材。
こちらでは、年間を通して20種類ほどの野菜を作っているが、今年は天候の都合で、傷ついたりして商品にならなかったものも多く、食べきれずに捨ててしまうとのことで頂いた。

分けて頂いた方

竹川 ゆふ子さん

0円料理

0円富士宮うどん

スープ

1.身を取り出したマグロの頭を茹でて、醤油・みりんで味付け。

かき揚げ

1.落花生を殻ごと50分ほど茹でて、実を取り出す。
2.小松菜とモロッコインゲンを茹でて、適度な大きさに切る。
3.粗く潰した落花生、小松菜、モロッコインゲンを、みそ・砂糖・醤油を加えて混ぜ合わせる。
4.これに小麦粉の衣を絡め、揚げてかき揚げにする。

天ぷら

1.ニジマスを三枚におろし、小骨を取る。
2.衣をつけて天ぷらにする。

盛り付け

1.うどんにマグロ出汁のスープをかける。
2.落花生のかき揚げとニジマスの天ぷら、小松菜をトッピング。

0円ピーマンの肉詰め

1.マグロの頭から取り出した身を包丁で叩き、塩を加える。
2.ナスをさいの目に、インゲンを細かく切る。
3.それらを片栗粉・塩・コショウを加えて混ぜ合わせ、具を作る。
4.半分に切ったピーマンに具を詰めてフライパンで焼く。

直売所

JA富士宮ファーマーズマーケット「う宮~な(うみゃ~な)」

世界遺産・富士山の麓にある直売所。
その名の「う宮~な(うみゃ~な)」は、富士宮市周辺の方言で“美味しい"という意味の“うみゃ~な"から。
富士宮市は日本一の高低差があり、富士山の湧き水や火山灰土を利用して、100種類もの野菜や、名物の落花生、養殖のニジマスなど、様々な農産物が作られている。
そんな新鮮な食材を求めて、こちらでは開店前から地元内外の買い物客らが行列を作り、お昼ごろには多くの商品が売り切れてしまうほど。