2022.6.26 - 静岡県『とうもろこしじゃないよ!コロッケだよ~』『0円ハンバーグ』『0円オムライス風』『0円メころてん』

静岡県『とうもろこしじゃないよ!コロッケだよ~』『0円ハンバーグ』『0円オムライス風』『0円メころてん』

静岡県三島市周辺の捨てられちゃう食材で作った、アイデア満載の料理の数々!
『とうもろこしじゃないよ!コロッケだよ~』は、すりつぶしたジャガイモをトウモロコシの芯に見立て、その周りにトウモロコシの実を貼り付けることで見た目がトウモロコシそっくりなコロッケ。
『0円ハンバーグ』は、鶏と豚の合いびき肉にキノコの食感を加え、大根おろしソースでさっぱりと。
『0円オムライス風』は、お米の代わりに細かくして茹でた大根を使い、鶏の心臓(ハツ)やキノコ、トマトソースから手作りしたチキンライス風にふわふわの卵を乗せて。
『0円メころてん』は、溶かしたところてんとミキサーにかけたメロンを混ぜて固めたメロンゼリー。

0円食材

ツルが枯れたメロン

城島と神宮寺が農家の田口さんから頂いた0円食材。
田口さんは農協の職員を定年退職後、農家に転身。
香りが良いことから名がついた「ユウカメロン」を栽培。
病気や虫の食害などでツルが枯れてしまったメロンは栄養が実に行き届かず、甘くならないため出荷もせずに捨ててしまうという。

分けて頂いた方

田口 俊さん

収穫しそびれた大根

城島が道すがら出会った農家さんから頂いた0円食材。
大きくなり、ご自身の直売所でも売れない大根を頂いた。

分けて頂いた方

仲川 勢津子さん

実入りの悪いトウモロコシ / 傷がついた&小さいジャガイモ / 中身がスカスカのサヤエンドウ

岸が200年以上続く農家さんから頂いた0円食材。
テニスコート10面分の畑でトウモロコシ8000本を栽培。
朝5時から収穫するため、甘みが凝縮。
分けて頂いたのは実入りの悪いトウモロコシ、出荷するには小さすぎたり割れてしまったジャガイモと中身がスカスカのサヤエンドウもいただいた。

分けて頂いた方

髙田 淳史さん

油かす / 賞味期限切れの鶏モモ肉

岸が道すがら見つけた精肉店『山岸精肉店』で頂いた0円食材。
創業63年、リーズナブルな揚げ物が人気のお店で、ミンチにした豚の脂身をフライパンで20分熱して、毎日ラードを作っているのだが、その際に出る大量の油かすは、使い道もなく捨ててしまうという。
さらに賞味期限切れの鶏モモ肉も頂いた。

分けて頂いた方

山岸 恵子さん

枯れてしまったミニトマト

生花店とメダカ販売店を経営する石川さんから分けて頂いた0円食材。
石川さんは生花店を経営する傍らメダカブームにいち早く注目し、隣にメダカ販売店を3年前にオープン。
現在は120種類以上のメダカを販売。
分けて頂いたのは、袋栽培ができると購入して育てていたが枯れてしまったミニトマトの苗。

分けて頂いた方

石川 正康さん

色・形が悪いエリンギ / 形が悪いヒラタケ

神宮寺が、分けて頂いた0円食材。
創業43年の長谷川園で室温16.5度、湿度93%を常に保ち、瓶に入れたおがくずにエリンギの菌を埋め込む菌床栽培という方法で、年間およそ33トンのエリンギを作っている。
分けて頂いたのは、変色していたり、傘が大きく割れてしまって出荷できないエリンギと、形が悪いヒラタケ。

分けて頂いた方

長谷川 美代子さん

橋内 弥生さん

割れてしまった卵

神宮寺が『杉沢養鶏場』で頂いた0円食材。
こちらの養鶏場では約2000羽の鶏が毎日卵をたくさん産むがケージに産み落とした際、その衝撃で割れてしまうものがある。
それらはご自宅でも食べきれず捨ててしまうという。

分けて頂いた方

杉沢 洋子さん

賞味期限切れの鶏の心臓

リチャードが和牛専門店の『肉の大村』で頂いた0円食材。
賞味期限が切れてしまい売ることができない鶏の心臓を分けて頂いた。

分けて頂いた方

大村 智章さん

麦豚の脂身

オリジナルブランド『麦豚』を精肉し、販売する『麦豚工房石塚』で頂いた0円食材。
通常より3倍多く麦を与えて育った豚は、肉のうまみが強くあっさりとした脂身が特徴。
毎日、精肉する際、大量に出てしまう脂身は、全て捨ててしまうという。

分けて頂いた方

石塚 貴久さん

量が少ない・天草が入ったところてん

150年以上続くところてんの老舗『栗原商店』で頂いた0円食材。
静岡県はところてんの原料・天草の生産量が全国2位。
昔ながらの製法で、天草を4~5時間煮込み出来た液を12時間かけて自然冷却し、専用の容器に入れて、様々な形に押し出すのだが、加工の際、天草が入ってしまった物は捨ててしまうという。

分けて頂いた方

栗原 康浩さん

0円料理

とうもろこしじゃないよ!コロッケだよ~

(1)ジャガイモを15分茹でる。
(2)皮をむいたジャガイモをつぶす。
(3)つぶしたジャガイモに油かすを加えてよく混ぜる。
(4)俵型に形を整えてトウモロコシの芯に見立てたジャガイモに、小麦粉をまぶし、トウモロコシの実を貼り付けていく。
(5)全体にトウモロコシの実を貼り付けたら軽く焦げ目がつくくらいに油で揚げる。
(6)仕上げにサニーレタスでトウモロコシの葉っぱを再現して完成。

0円ハンバーグ

(1)鶏モモ肉を骨からはがし、包丁で軽くたたく。
(2)フードプロセッサーで粗めのひき肉にする。
(3)豚肉の脂身もフードプロセッサーにかけてひき肉にし、鶏のひき肉と混ぜて、塩・コショウで味を調えて合いびき肉にする。
(4)卵を加えてよく混ぜる。
(5)ヒラタケをみじん切りにし、オリーブオイルを引いたフライパンで炒める。
(6)ヒラタケから水分が出てきたら、合いびき肉に加えよく混ぜる。
(7)形を整えて、強火で10分焼く。
完成。

0円オムライス風

(1)ハツ(鶏の心臓)を細かく切り、オリーブオイルで炒める。
(2)トマトを潰しながら、オリーブオイルで炒めてトマトソースに。
(3)(1)にみじん切りしたエリンギ、細かくしたサヤエンドウ、トマトソースを加えて炒める。
(4)大根を細かく切る。
(5)細かく切った大根をおよそ10分中火で茹でる。
(5)茹でた大根を(3)に入れて、さらに炒める。
(6)器に入れてお皿にひっくり返して山型に盛り付ける。
(7)卵を溶いてフライパンで焼き、(6)の上に乗せて完成。

0円メころてん

(1)メロンの種を取り除き、果肉をとる。
(2)メロンの果肉をミキサーにかけてジュース状に。
(3)ところてんをフライパンで加熱して溶かす。
(4)10分ほど煮詰めて液体状になったら、メロン果汁を加える。
(5)氷水に入れたボウルで冷ます。
(6)ところてんが固まってきたらメロンの皮にうつし、カットすれば完成。

道の駅

伊豆・村の駅

静岡県三島市にある、年間60万人以上が訪れる直売所。
大根を始め、キャベツやジャガイモなど、約15種類の箱根西麓三島野菜や下田名物の金目鯛を始め、沼津魚市場から仕入れる新鮮な魚介類など、様々な名産品を取り扱っている。