渚の記録

アマモ畑づくり

アマモ畑づくり

DASH海岸のアマモ畑は、岸から30mの深さ3mの海底に作ることに。
海中作業を担当するのは、もちろん、潜水士・達也。
斜面となっている海底にアマモ畑を作るため、南北6m、東西3mの範囲に、3段に分けた階段状のアマモ畑にすることとなった。
まず、杭による丁張りを行い、アマモ畑を囲う場所に杭を打ち、その囲いをした部分に、やしがらマットを敷く。
やしがらマットは、砂がヘドロに沈んでしまうことを防ぎ、程よくヘドロの養分をアマモに与えることができる。
マットを敷いた後、スラグブロックを置いて、砂の流出を防ぐ。さらに、スラグブロックには凹凸や小さな穴があるため、そこに小さな魚が隠れたり、棲み処とすることもできる。
こうして、3段の階段状の基礎が出来上がると、続いて、9トンもの砂を入れる作業。
クレーン船の砂袋を、クレーン城島が海中の達也の元へと操り、達也がナイフで袋を切って、中の砂をアマモ畑に入れていく。
2人の息をぴったりと合わせ、砂入れが終了し、アマモ畑が完成した。
あとは、アマモが発芽し、それを植えるのを待つのみとなった。

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