渚の記録

カキ養殖

青潮による被害を抑えるため、DASH海岸で新たな試みとして始まった、カキ養殖。
カキが持つ、アサリの10倍ともいわれる浄化能力でプランクトンを吸収させ、大規模な青潮を防ぐのが目的。
2011年12月中旬、養殖の手始めとなる親ガキ探しから始まった。
DASH海岸でのカキ養殖の作戦は、①現在、海岸にいるカキを保護、②夏まで育てて産卵させる、③ホタテについた稚ガキを育成する。
カキを夏まで育てる場所は、比較的プランクトン量が多い観測イカダの脇。
そこに、達也が作った養殖カゴを設置し、城島命名の「海畑」として親ガキを育てる。
そしてカキが出す偽糞対策として、ナマコ再誘致用のカキ殻マンションとマリンブロックをイカダの下に設置し、新ナマコ場も整えた。
カキの収穫は、2014年の3月予定と長い道のりだが、カキの先端部分が伸び始めているのが確認された。

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