北海道西岸,本州,四国,九州,南西諸島の低潮線付近から潮下帯の岩上
紅藻類テングサ目テングサ科
発見場所:水中マンション
紅藻は5000種以上の種を含む多細胞生物。 主に温暖域に生育し、間潮帯から水深200mを超える海底まで分布。 緑藻、褐藻、紅藻の3種の藻類の中で一番多くの色素を持ち、最も深い水深まで適応している。 今回、水中マンションで見つかったのは、紅藻類のマクサの仲間と思われる。 マクサはオバクサなどと共に総称でテングサ(天草)とも呼ばれ、寒天・ところてん(心太)の原料として利用されている。