ワタリガニ科
発見場所:砂泥
大きさ:甲幅は8cmほどだが、甲幅が10cmを超えるものもいる
海中の岩石のすき間や、海藻の間にひそむが、適応力は強く、岩礁近くの砂泥底、防波堤、河口の汽水域、海中に浮かぶブイ、干潟中に立つ杭の周囲、潮溜まり(タイドプール)など、生息域は広範囲にわたる。東京湾をはじめ潮干狩りではお馴染みのカニ。
食性は肉食性が強く、小魚、ゴカイ類、貝類など、いろいろな小動物を捕食する。
甲羅は六角形で、前縁と太くがっちりした鋏脚にたくさんの棘がある。第5脚は遊泳脚になっており、海中をすばやく泳ぐことができる。個体差はあるが、背側の体色は青灰色や緑灰色をしている。