渚図鑑

北海道南部以南、インド・西太平洋に分布。
潮間帯~水深50mの細砂底に生息。

ツメタガイ

盤足目タマガイ科

発見場所:第二干潟
大きさ:5~7cm

殻は厚く半球形。殻の上面はつやのある紫褐色から黄褐色で、底面は白色で滑らか。
夜行性で、砂の中を活発に動き回る。また、軟体部は殻から大きく露出し、殻を完全に覆いつくす。肉食性で、アサリなどの二枚貝を捕食する。
卵と砂を粘液で固めた卵は、お椀を伏せたように見えることから別名「砂茶碗(すなぢゃわん)」とも呼ばれている。卵塊の直径は10~15cmで,表面はなめらか。
産卵期は春から秋で、年に4回くらい産卵をする。1個の砂茶碗の卵数は4~5万個程度。

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