ヒガンバナ科の球根植物。中国を通じて古く日本に渡来し、野生化もしている。花期は12~2月。球根は鱗茎で、黒い外皮に包まれている。葉がニラととてもよく似ており、城島もニラと見間違えたが、植物全体、特に鱗茎に強い毒を含有し、誤食すると嘔吐、下痢など中毒を起こす。見分け方としては、ニラの葉には特有の臭いがあり、スイセンの葉には臭いがない。スイセンはニラに比べ、葉の幅が広い、草丈が高い、葉が厚い。スイセンには鱗茎があるが、ニラは髭根で鱗茎はない。などが上げられる。