日本全国の日当たりの良い山野に生え、高さ5mほどになる落葉の高木。全体に鋭い棘があるのが特徴で、かなり大きく成長しても幹の棘は残っている。夏に小さな白い花を複総状につける花序を一つの枝先に複数つける。秋には黒い実がなる。タラノキの春の若芽は“タラの芽"と呼ばれ、天ぷらや白和えなどにして食べると美味しい。脂質とタンパク質を多く含み、山のバターとも呼ばれる。