日本のノバラの代表的な種で、沖縄以外の日本各地の山野に多く自生する。日当たりの良い野原や草原、道端などに生え、高さ数mになることもある。刈り込まれても萌芽する雑草的な性格があり、托葉の基部に、対になった鋭い刺があるため、TOKIOも地味に苦しめられた。花期は5~6月で、枝の端に白色または淡紅色の花を散房状につける。秋に赤い果実が稔り、民間薬として利用されたり、花材としても使われる。