イネ科、関東以西の本州、四国、九州に分布する。
高さ2~8m、直径1~3cmの細長い稈を持ち、湿地や河川敷、海辺に群生する。
オトコダケと称されるマダケよりも細くて柔らかいことから「女竹(メダケ)」と名付けられた。
柔軟で粘り強く、かつてはザルや簾、釣竿、小舞竹など竹細工に利用された。
春に苦味のある筍(ニガタケ)を出し、一部ではアク抜きして食用にされることもあるが、一般的ではない。