名称に「エビ」とあるがエビ目ではなく、ヨコエビ目の甲殻類の総称。体長は数mm程度。潮間帯の石の下などに多いが、深海種のほか、淡水産種や、陸上に進出した種もおり、井戸や洞窟、渓流や湖沼、森林中の湿地などからも多くの種が知られている。水辺に棲む種は体を横に倒して生活するため、和名が「ヨコエビ」と付けられている。陸上生活をする種はジャンプ力に優れているため、「トビムシ」とも呼ばれている。一般的には釣りや魚類の餌として利用されている。