全国の浅海の砂泥地に生息する中型の巻貝で、最大15cmを超える物もある。アカニシ(赤螺)の名前の由来は、サザエ(栄螺)に似ており、殻口が赤く染まるため。サザエが植物食であるのに対し、アカニシはアサリなどの二枚貝を食べる肉食性。旬は春から夏で、食感は肉がやや硬く歯応えがある。安価なのでサザエの代用品とされることがある。