山地森林から平地まで広い範囲に生息する日本固有種。全長1~2mは、日本本土では最大のヘビだが無毒。ネズミ類、小鳥、鶏卵、カエルやトカゲも食べる。昼行性で、家屋内に侵入することもあるため、遭遇率も高い。昔から人間と共に暮らすヘビとされ、ネズミを捕食することから重宝されることもある。山口県岩国市で古より神の使いとされる「しろへび」は、天然記念物に指定されているが、これは同種の白化個体(アルビノ)である。