スズメの仲間で全長約12cm。日本全国に生息するが、北日本には少ない。平地から山地の林のほか、市街地や公園でも見られるなじみのある鳥。背面は黄緑色、眼の周囲に白い輪があるのが特徴で名前の由来ともなっている。目の周りが黒いメグロも存在する。食性は雑食で、椿や梅の花の蜜や果汁を好み、育雛期には虫なども捕食する。見た目がウグイスに似ているが、さえずりの“聞きなし"はウグイスの「法(ほう)、法華経(ほけきょう)」に対し、メジロは「長兵衛(ちょうべえ)、忠兵衛(ちゅうべい)、長忠兵衛(ちょうちゅうべい)」。