DASH島開拓史

七夕相撲 ジャニーズVSスタッフNEW2022/8/14

横綱北村に、七夕相撲で目下、8連敗中の城島。
今年は絶対に負けられないと、秘策を用意していた。
それは、体中にオイルを塗って組み合う、トルコの伝統的な相撲、ヤール・ギュレシ。
これなら組み合った時に滑って、北村の得意ながっぷり四つで投げられたり押し出されたりの技を封じられると考えた。
そこで、アカモクのヌルヌル成分を体に塗りたくり、後輩と仮想北村戦を行ってみると、滑りすぎて相撲にならず。
何とか勝機を見出すため、シンタローの提案で後輩を入れたジャニーズ軍団と、DASH島のスタッフ軍団で団体戦を行うことに。
今年も負ければ海へと落ちる海上土俵で、ガチンコ勝負。
先鋒・リチャードは、入社2か月の新人スタッフにまさかの秒殺、次鋒・シンタローは、肉体派スタッフ・ランボーと互角の戦いを繰り広げ、辛くも勝利した。
そして、1対1で迎えた大将戦。横綱北村VS城島、因縁の戦いは…序盤から押しの一手で攻め立てたが城島のフラつきを横綱北村は見逃さず…今年も勝利。
七夕相撲初の団体戦は、スタッフ軍団に軍配が上がった。

海中熟成味噌とロープウエーの道2022/7/17

無人島で進む、二つの長期プロジェクト、548日の全記録。
一つ目は、後輩たちが初めて仕込んだ、2代目島味噌。
発酵期間の半年を迎え、この先は熟成期間に入るが、熟成は20~30℃を保った状態での保管が鉄則。
これまでは、日陰となる舟屋の隅に保管していたが、松岡の発案で温度が安定する、海中での熟成を試みることに。
まずは、瓶に熟成期間に入った味噌を入れ、蓋をして海水が入らないように島のハゼロウでコーティングして完全密閉。
その瓶をカゴに入れて固定し、海底にアンカー、海面にはブイを取り付けて、海中を漂う様に。
波が穏やかなポイントを決め、水温が年間を通して20℃程で安定している水深約10mに沈めた。
海中で熟成させること半年、満を持して引き揚げてみると、予想を超えて、深みのある熟成味噌に変化していた。
そして、もう一つの長期プロジェクト・ロープウエー建設計画も、着々と進んでいた。
まず、倉庫跡から山の中腹まで伸びるルートを確保するため、目印となる杭を打ち、生い茂る木々を伐採していた。
だが、みるみる生長する草木、高い位置の枝や堅い幹などが作業を阻み、若手やベテランも入り混じっての作業で、3ヶ月もの時間を要した。
そして、鬱そうとしていた森に、ようやくロープウエーの足掛かりとなる道が開けた。

開拓の誇り“旗"を復活!2022/6/19

初上陸で、開拓の誇りとして掲げたDASH島の旗が、開拓から10年、潮風に晒され続け、ズタボロになっていた。
見兼ねた太一が、旗の新調を提案。今回は布に“DASH島"の文字を刻印するスタンプ型で。
ハンコの様に文字を削り出して作るのは手間がかかると、細く切った木の端材を並べて、文字を浮き出させることに。
スタンプは文字が反転するため、端材で反転文字を作った。
一方、捺印する布は、島に自生するビワの葉で草木染めを。
刻んだビワの葉を煮出して、数日置いた液体に浸ければ、タンニンなどの成分によって、布は淡いピンク色に染まる。
デザイン担当のリチャードは、布の一部を縛って染める・絞り染めで、DASH島の大小の島の形を模した。
そこに、スタンプで一文字ずつ捺印すれば、開拓の象徴が復活、再び掲げられた。

渾身の一杯でお花見2022/6/12

今年も、おそらく島唯一のシナミザクラが開花、待望の花見の時期。
城島のお茶で乾杯は勘弁と、今年は島にある食材で各々が渾身の一杯を持ち寄り、花見をすることに。
シンタローが作った一杯は、島に群生するコオニユリのユリ根を乾燥させて、焙煎・ドリップした代用コーヒー。
リチャードの一杯は、島の浜に自生するウチワサボテンの実を搾った、天然果汁100%のサボテンジュースだった。
そして、城島は、ドライアロエティーなる飲み物を。
島の1か所だけに生えるキダチアロエを乾燥させ、1時間以上も煮出し続けた。まさに渾身の一杯だったが、今回も後輩の舌は耐えられなかった。
そして、5月になるとシナミザクラにサクランボの実りも。
去年は、陽当たりによって味にバラつきがあったため、反射シートの代わりとなる様々な漂着物を敷き、陽が当たりにくい実や葉の裏側にも光を当てた。
その甲斐あって、実は順調に生長したが、甘く熟れた実は鳥たちの御馳走となってしまった。
鳥除けネットの効果もなく、赤い実のほとんどは食べられてしまった。

錆びついた鉈(なた)は蘇るか!?2022/5/15

初上陸から10年、開拓には欠かせない道具・鉈(なた)が、刃は錆び、柄も割れ、もう使い物にならなくなっていた。
そこで、錆びを落とし、刃を研ぎ、柄を替えて“マイ鉈"として蘇らせることにした。
まず、城島の知恵で、漂着物のらっきょうの酢漬けの酢を熱し、そこに取り外した鉈の刃を入れ、酢酸の力で表面の錆びを浮かせて擦ることで、元の刃の色を取り戻した。
そして、切れ味を蘇らせるための砥石は、浜で見つけた凝灰(ぎょうかい)岩という柔らかい石がうってつけだった。
この石を、倉庫跡のコンクリートブロックに擦りつけて平らにした自作の砥石で、刃を研ぐこと3時間。
刃の角度を広く研ぐことで、切れ味を保ちながら丈夫な鉈に。
柄は、浜で堅い流木をかき集め、切れ目を入れた木の先端に刃を挿し込んで釘を打ち、番線で締めて固定した。
仕上げに、刃に錆び止めの椿油を塗り、鉈は見事に蘇った。
そして、三者三様のマイ鉈は、どれも切れ味抜群だった。

無人島ロープウエー計画、再始動2022/4/24

夢のロープウエー復活プロジェクトが、本格始動。
2年に及ぶ調査の結果、山に5本のロープウエー跡を発見。
そのうち、山の中腹まで繋がる直線100m、高低差40mのルートを復活させる計画を立てた。
だが、起点や終点となる装置の損傷が激しかったため、城島の提案で、倉庫跡の屋上スペースを使って、高い位置に新たな起点を設けることに。
ワイヤロープや搬器が通しやすいだけでなく、石鎚登山ロープウェイの仕組みと同じく、重りを上下させることでワイヤロープの張り具合を調整するには、うってつけの場所だった。
索道技術士のプロにも力を借り、まず、山の中腹の終点に、倉庫上の起点からも見える8.5mの旗を立て、それを目印に、起点から終点までの直線上に、旗を立てていく。
その旗の根元と左右1mに杭を打ち、それを終点まで行うことで、一直線の伐採範囲のラインが完成する。
まだまだ、ロープウエー復活計画の序盤だが、木々生い茂る山の中に旗を立てるのは、想像以上に骨の折れる作業だった。

生き物図鑑 其の22022/3/20

未開エリアを捜索、あわよくば新種発見を目指す生き物図鑑。
この日は、潮が最も大きく引く大潮。普段、海の中に沈んでいる場所が露わとなり、またと無いチャンスだった。
城島、太一、リチャードが調査したのは砂浜脇の岩礁エリア。
最初に見つけたのは、糸巻きの様な姿の“イトマキヒトデ"。
続いて、リチャードが思わず「鬼の手」と叫んだ、DASH島では新発見の“ケヤリムシ"を発見。
ゴカイの仲間で、潮が満ちると鮮かな花の様な鰓冠(さいかん)を広げる。
さらに、「宇宙人」と表現した“クモヒトデ"も現れた。
一方、岩の隙間で“ギンポ"を発見した太一は、その周辺で初夏が旬の“ムラサキウニ"、夏から秋が旬の“アカウニ"、さらに、DASH島では初の“バフンウニ"を発見した。
一帯には、ウニが大好物の様々な海藻が密集していた。
そして、城島が珍しく興奮したのが、冬の味覚“アカナマコ"。
小さい子供だったが、この海で成長していることに感動した。
そして、海の知識に詳しい城島も初見の“ミドリヒモムシ"。
これもゴカイの仲間で、自分よりデカい獲物を丸呑みにする。
続けて、DASH島ではお馴染み、海のハンター“マダコ"、紫の煙幕を出す“アメフラシ"、ねばねばムチンで敵をかく乱する“ツルウバウオ"も。
ヘビがとぐろを巻いた様な見た目の“オオヘビガイ"の中からは、ギンポの仲間“ナベカ"のカップルが。
DASH島初登場の“イボトゲガニ"は脚が8本で、実はカニ(10本)ではなく、ヤドカリの仲間。

後輩とヨモギ蒸し2022/3/6

巨大雪玉の過酷なロケを控え、城島とリチャードは、DASH島きっての健康法“ヨモギ蒸し"で体調を整えることに。
中国発祥の民間療法で、ヨモギを煮た蒸気を体内に入れることで、精油成分が体を内側から温める。
これを6年前に実践した城島は、その効果を実感し、後輩リチャードにどうしても伝えたかった。
まずは、DASH島に自生するヨモギを採集し、干して乾燥させることで有効成分を凝縮。
これを煮てイスの下に置き、イスの穴から出てきた蒸気をお尻で直接受け止める。
有効成分を逃さぬよう全裸になり、作業で使うシートを被って、全身からも蒸気を吸収した。
初体験のリチャードもまんざらでもない様子で、バッチリ体調を整えた二人は、数日後、雪玉ロケへと臨んだ。

森の果物 収穫祭2022/2/13

DASH島の森に、秋の定番の実りが。
今年見つけたムベは、高さ8mの木の枝に密集していた。
まずは、木登り名人・松岡が採りに挑むも、枝が折れ断念。
そこで、島の高い実を採る時に重宝していた、ロープの先端に重りを付けた古来からの狩り道具・ボーラを使った。
これを元野球少年の太一が野球の投球フォームで投げると、ムベの枝を見事に捉え、まず1つ目のムベをゲットした。
さらに松岡、リチャードがツルを揺らして2つ、合計3つの実を味わった。
採れたムベは食べるだけでなく、その種を集めて蒸し、搾油器で搾ることで油を取り、開拓の貴重な資源とした。
そして、もう一つの秋の味覚・渋柿もたくさん実っていた。
ここでは、リチャードが意外な木登りの才能を見せ、5つの渋柿を採って見せた。
昨年まで、採れた渋柿は、干し柿やドライフルーツにして、その渋みを攻略しようとしたが、ことごとく失敗。
そこで、今年は、鹿児島県・柴尾温泉名物「あおし柿」をヒントに、40℃程度のお湯に浸けて渋みを抜く作戦に。
漂着物の保温弁当箱に、お湯と渋柿を4個入れて、半日浸けてみたが、保温弁当箱の保温能力が落ちていたか、4個中、かろうじて1個だけが渋みが抜けるという結果だった。

漂着カボチャ育てられるか!?2022/1/23

去年の春、浜で偶然見つけた漂着カボチャ。
太一の提案で、中の種を取り出し、育ててみることに。
そもそも食べられる種類かも分からないまま見切り発車。
だが、栽培が成功すれば、無人島に食料改革をもたらす。
まずは、植木鉢に漂着カボチャから取り出した55粒の種を植え、芽が出るのを待つ間に、土づくりに取り掛かった。
森に切り開いた畑に、作物が育つために必要な土の3大栄養素を補うべく、カリウムを含む囲炉裏の灰、窒素・リン酸を含む養殖池のヘドロを混ぜた。
さらに、ウキクサを発酵させた腐葉土で、水はけもアップ。
この土を耕して、根が広く深く伸びるカボチャに合わせた高い畝を作り、そこに、鉢で育った15株のカボチャの苗を植え替えた。
しかし、2週間後、その苗がダンゴムシの餌食に…。
そこで、柿渋を散布して虫除けを施した上、強烈な臭いを放つ漂着物を餌にした、落とし穴トラップで撃退した。
だが、花が開花した頃、今度は、うどんこ病に襲われた。
この時も、漂着物のらっきょうの酢漬けの酢を水で薄めて葉っぱに吹きかけ、病気の進行を食い止めた。
さらに、ダンチクの枯れ葉で敷き藁をし、腐敗・害虫対策も。
そして、11月。漂着カボチャを見つけてから、204日目。
実ったのは、全長12cmのミニカボチャ。
ともあれ、貴重な実り、ありがたく焼いて食べることに。
見た目から推測するに、恐らく西洋カボチャだが、その味は、カボチャから程遠い、ジャガイモのような味…。
甘さを作る酵素の働きが弱かったことが要因と思われる。
DASH島初のカボチャは、まさかのジャガイモ味となった。