道子プロフィール

特徴と習性 『脚』

側対歩 (そくたいほ)

側対歩は右側の前脚と後脚を同時に出し、続いて左側という動きをする。側対歩ではスピードを上げても上下動が少ないため水平に進むことができる。乗馬していても揺れが少ない。荷物を運ぶのにも揺れが少ないため適している。
専門家によると、戦国時代の絵図には側対歩の調教場面が描かれていることや、上下動の少ない側対歩を使えば馬上で弓を正確に射ることができることから、「合戦の際、側対歩が使われていた可能性が極めて高い」という。道産子が先天的に側対歩をするということではなく、重い荷物を背負って険しい山道などを歩くうちに、馬自身が自然に会得したもののようだという。