競泳対決 !! 松岡はアシカに勝てるか !?
 
 

 幼い頃、誰もが1度は思ったであろう… 水族館で悠々と泳ぐアシカやイルカ、そして、色鮮やかな魚の群れを見つめながら「いつの日か、あの生き物たちの様に、海の中を自由に泳いでみたい!」と。

 そこで、人々の幼き日の夢を一心に背負って、松岡が海の生物に挑む!

 今回、松岡が対戦相手に選んだのは「アシカ」。アザラシやオットセイといったヒレアシ類の仲間で、おもに太平洋沿岸に生息する。中でもアシカは1番泳ぎが早く、なんと最高時速30kmに達するとも言われるのだ。そんな海の王者に勝てるのか!?

 世紀の一戦の舞台となるのは、神奈川県三浦半島にある、京急油壷マリンパーク。イルカ・アシカショーが行われている全長25mのプールに特設コースを用意。さらに、水中には10台のカメラを設置。戦いの模様を余すところなく捉える。

 ルールは全長25mのプールを往復する、50mの競泳対決。

 そして、松岡の挑戦を受けて立つのが、カリフォルニアアシカのダイちゃん(21歳)。連日アシカショーに出演し、素晴らしい演技で来場者を楽しませている人気者。但し、スピードに関しては未知数である。

 しかし、たとえ敵のスピードが未知数とは言え、所詮、人間は陸の生き物。水中では余りにも無力である。そこで、松岡にはある秘密兵器が… それは、モノフィン。両足に1枚のフィンを着けて速さを競う、新たな水泳競技。現在、ヨーロッパを中心に数百万人の競技人口を誇り、注目を集めている。全身をバネに泳ぐ姿は、まさに、人魚のような美しさ。これにより、泳ぐ速さは飛躍的にアップ。

 実は松岡、以前番組でモノフィンの使い方をマスターし、なんと50m平泳ぎの日本記録を抜いたことがあるのだ。これで俄然、勝負の行方は判らなくなった!

 決戦の行方を見守るのは城島。あらゆる小道具を駆使して、必死にエールを送る。その想いが功を奏するのか? はたまた、タダの足手まといになるのか!?
 練習をしながら、勝利のポイントを探る松岡。それは、スタートの瞬発力なのか? ターンのスピード

 水槽の中を泳ぐ色とりどりの魚たちの群れに混じって、ひときわ速く泳ぐ大きな「海のライオン…アシカ」。幼い頃、水族館で悠々と泳ぐアシカの姿を見て「いつの日か、僕もあんな風に泳ぎたい」と誰もが一度そんな夢を抱いたに違いない。
 人間も本来「泳ぐ」能力を身につけた、ほ乳類動物であるが、陸上にあがりその能力は退化していた。しかし「古式泳法」から改良を重ね続け、より速く泳ぐという可能性を追求し続け、水泳という競技も生まれた。

 幼き日の松岡も、そんな夢を抱いた1人。それから10数年を経た今、人々の夢を一心に背負って、松岡が海のライオンに挑む!!

 人魚・松岡はアシカに勝てるのか!?

 対戦相手のアシカは、アザラシやオットセイといったヒレアシ類の仲間で、おもに太平洋沿岸に生息する。中でもアシカは1番泳ぎが早く、なんと
最高時速30kmに達するとも言われるのだ。そんな海の王者に勝てるのか!?

 世紀の一戦の舞台となるのは、神奈川県は三浦半島にある「油壷マリンパーク」。松岡は早速、対戦相手の待つプールへと向かう。対戦相手のアシカは、ステージでトレーナーと共にボール演技の練習中。対戦相手を見るなり松岡…「結構、遅いんじゃないの!?」となめてかかる。

 すると、「アウッ!アウッ!」松岡に近づくアシカの鳴き声。「アシカをナメたらいけないぞ!」アシカがしゃべった!? 続いて、「アシカをナメるなよ!」「ホタテをナメるなよ!(おれたちひょうきん族)」「アシカはぞ」しゃべるアシカの正体は!? なんと、アシカのかぶりものをした城島だった!! そんなアシカ男・城島に対し、「わかった、わかった」「もういいから」と冷たくあしらい見向きもしない松岡。すると城島「いじってくれ!」無視する松岡に、ヘコむ。

 松岡とアシカ男・城島、対戦相手がいるステージへ向かう。2人を迎え入れたのは、松岡の挑戦を受けて立つ、カリフォルニアアシカのダイちゃん(21歳)。ダイちゃんは、油壷マリンパークでイルカ・アシカショーに出演。連日、素晴らしい演技で来場客を楽しませている人気者。
 すると、アシカのダイちゃんが声をあげ、アシカ男・城島に何やら話しかけている様子。どうやらアシカ男・城島のことが気に入ったようだ。そこで城島、ダイちゃんにボールを投げてみると、ダイちゃんは鼻のアタマで受け取り、その格好で拍手のポーズ。さらに、そのままボールリフティング。ダイちゃんの芸達者ぶりに、2人、素になって拍手喝采。

 続いて肝心な泳ぎを見ることに。ボールを鼻に乗せたまま、プールを悠々と1周するダイちゃん。ゆっくりとはいえ、そのスピードに言葉を失う松岡。これがまともに泳いだらどうなるのか!? その速さは未知数。
 そして、城島がダイちゃんに自信の程をうかがうと、勢い良く声を発するダイちゃん。通訳の城島いわく「自身満々」とのこと。次いで城島、松岡にも自信の程をうかがう。すると松岡「全然ナイナイ!」既にあきらめモードか!? これはまともに挑んだら、到底、勝ち目は無いのか!?

 そこで松岡は、ある秘密兵器を使うことに!! それは、「モノフィン」。フィンスイミングは、両足に1枚のフィンを着けて速さを競う新たな水泳競技。現在、ヨーロッパを中心に数百万人の競技人口を誇り、注目を集めている。全身をバネに泳ぐ姿は、まさに、人魚のような美しさ。これにより、泳ぐ速さは飛躍的にアップ。
 実は松岡、以前番組でモノフィンの使い方をマスターし、なんと50m平泳ぎの日本記録を抜いたことがあるのだ。これで俄然、勝負の行方は判らなくなった!!

 今回はイルカ・アシカショーが行われている全長25mのプールに特設コースを用意。そして、水の中の戦いをとらえるため、水中カメラを投入。計10台のカメラで、勝負の行方を追う。

 ルールは片道25mのプールを往復する、50mの競泳対決。

 刻一刻と戦いの時が近づいてくる。久々のモノフィンを装着した松岡、まずは慣れるためにプールサイドでポーズをとり始めた。それはシンクロのポーズか!? どうやらアシカのマネのようだ。そして、戦いを前にウォーミングアップ開始。「気持ちを敵に合わせないとね!」その気持ちを徐々に高めて行く。今度はモノフィンをつけて泳ぎの練習を開始。カンを取り戻そうと繰り返し泳ぐ。続いてプールサイドに腰を下ろし、入念にフィンに足を慣らす。

 そんな松岡を見守るアシカ男・城島。いつになく真剣な表情。しかし、「ポリ、ポリ…」顔をかくつもりが、かぶりもののアシカのおなかをかいている城島であった。

 そして松岡、ウォーミングアップ終了。あとは勝負の時を待つのみ。コースの距離は50m。モノフィンをつけて泳ぐ松岡は、果たして、アシカに勝つことができるのか!?

 スタート地点にスタンバイする松岡。戦いを前に緊張の面持ち。そして対戦相手のダイちゃんもスタート地点に立つ。プールサイドでは、飼育係のお姉さんたちが、旗を持ってダイちゃんを応援。負けじと城島も、鉄腕DASHの旗を大きく振りながら必死にエールを送る。なぜかその姿は、全身黒タイツ。

 そして、英語での選手紹介アナウンスが始まった。
「レーン、ナンバー1、マサヒロマツオカ、ヒューマン」
人間を代表して、右手を高く掲げる。
「レーンナンバー2、ダイチャン、シーライオン」
ダイちゃんも大きく右手を掲げる。

 ここでそれぞれのデータを見てみよう。


松岡昌宏(人間)
1977年1月11日生まれ(22歳)
身長182cm 体重62kg
・3歳からダイビングを始め、9歳から本格的に水泳を始める
・モノフィンをつけて50m26秒70の記録を持つ。
(これは、平泳ぎの日本記録28秒75を抜く)
ダイちゃん(カリフォルニアアシカ)
1978年6月20日生まれ(21歳)
体長220cm 体重200kg
・1歳から油壷マリンパークのショーに出演(芸歴20年)
・泳ぎの速さに関しては未知数

 さあ、いよいよ世紀の決戦の時がやってきた。第1コース松岡、ゴーグルをつけて準備万端。対するダイちゃんも口を開けて余裕の表情。両者気力充分。スタートの時を今か今かと待ち構える。
 アシカの泳ぎに憧れたあの日から10数年。松岡の幼い日の夢に挑む戦いが、今はじまる!!

 「位置について、ヨーイ…」と、そこでダイちゃんが飛び出した! なんとフライング!! そのまま気づかずに25mを泳ぎきったダイちゃん。しかし、その驚異のスピードに我が目を疑う松岡。鳥が空を飛ぶように、水の中を泳ぐアシカ。その間、ヒレアシもほんの2、3回動かしただけで勢い良く突き進む。松岡どうする!?

 両者ここで気分を仕切り直し、再び練習。松岡には、日本フィンスイミング協会の堀内直さんがコーチとなって入念に指導。泳ぎのひとつひとつを確認する。このフライングによる仕切り直しの機会にモノフィンをつけてのターンを克服しようとより一層のチューンナップを施す松岡。

 ついに、再び決戦の時を迎えた。両者スタンバイOK。あとはスタートの合図を待つのみ。
 松岡vsアシカのダイちゃん、果たして勝利を収めるのはどっちだ!?

 「位置について、ヨーイ…バン!!」

 松岡、いいスタートを切った! 体1つリード。しかしダイちゃん、もの凄い加速であっという間に松岡を抜き去った!! 松岡も必死に食らいつく。ダイちゃん余裕のリードで25m地点に到着。ターンを前にエサをもらう。その間に松岡がターン。再びリード! ところがダイちゃん「もっとちょうだい!」とばかりにエサをねだったまま。飼育スタッフが必死にせかすが、ターンをしようとしない。この間にリードを広げる松岡。ダイちゃん、辺りを見回してようやくターン。そして、物凄い勢いで松岡を追い上げる。松岡リード。このまま逃げ切れるのか!?
 ゴールはもう目の前。しかし後方からダイちゃんが一気に追い上げてきた!! 松岡ラストスパート!ダイちゃんもそれを追う! 松岡か!? ダイちゃんか!?

 一足はやく松岡ゴール!! わずかに遅れてダイちゃんもゴール!!
 松岡、大金星!!


記録
1位 松岡    25秒43
2位 ダイちゃん 26秒23
・その差0.8秒
・25秒43は松岡の自己ベストタイム


 今回はターンが決めてとなり、松岡が勝利を収めたが、それでもアシカの速さに、ただ圧倒された松岡。その横では、ヒレアシで顔を隠し、落ち込んでいるダイちゃんの姿。最後は両者、お互いを称え合い、固い握手を交わす。そして、ダイちゃんから松岡に熱いキス。
 こうして見事、人間がアシカに勝利を収めたが、果たして、ダイちゃんは松岡と戦っていたのか!? それとも、単にエサを追い求めて泳いでいたのか…!?

時計を持たずに24時間は分かるのか?


 人間の生活に欠かせないもの…「時計」。
 現代社会では至るところに時計があるため、時間を知る事が容易になっているが、それゆえ逆に「時間」にすなわち「時計」によって生活が動かされているとさえ感じるときもある。特にビジネスマンにとっては「時は金なり」1分1秒のズレすら仕事の大きな痛手になると考えられる場合もあり、知らず知らず時計に頼った生活をしているともいえる。

 そんな我々の生活にもしも時計が無かったら…
 時を知る手段は失われ、規則正しい生活を送ることができないように思われるが…。もともと、人間を含めた動物は体内時計という能力が備わっているといわれる。時計の無い太古の時代から、そこに生きる人間は体内時計という能力を発揮し、太陽、気温などの自然環境なども駆使しながら時間を知ったという。ところが現代社会では、なまじ時計があるがゆえにこの体内時計の能力は退化してしまっているともいわれている。ならばこの能力を最大限に駆使すれば、時計が無くても正確に時間を知ることができるのか?

そこで実験!「時計を持たずに24時間はわかるか?」

 この実験が行われるのは郊外のとある一軒家。そこには時計はもちろん、タイマー付きの電化製品など時間を示すものは一切なく、日の光や外の音なども遮断されている。さらに家の至るところに合計22台のカメラが設置され、別室のモニターにてチェックされる。サラリーマン城島がここで朝8時から時計のない生活を開始し、翌朝8時の出社時刻ちょうどに家を出られるか実験、その時間を知るための城島の努力、苦悩、奇行の一部始終を別室で太一、達也がチェックする。

 頼りになるのは自らが持つ体内時計のみ…。食事時、パスタの茹で時間を正確に知るためにギターを手に歌い出す城島。自分が知る1曲を歌う感覚で時間を知る試みだが、その結果は…?

 また家の中には人間と同じく体内時計と持ついわれるある動物が…。動物の体内時計はアテになるのか?さらに突然の来訪者。ゲストはあの間寛平さん。果たして彼らは城島を知るための助けとなるのか?それともお笑いバトルが始まるのか?

 果たして城島は時計を持たず、24時間を知り出社時刻ちょうどに家を出ることができるのか?

 突如、ブラウン管に姿を現したのは、黒いスーツに身をまとった、紳士でキザな2人…それは、達也と太一。今回の企画説明は、2人がストーリーテラーとなって紹介。

達也「私たちの生活で欠かすことのできない物、それは時計です」
太一「人間は時計があることによって、時間を有効に利用し、そしてまた、それぞれの時間に合った生活を営んでいます」
達也「まさに生活全ての基本とも言える時計、もしこの時計がなかったら、一体どうなってしまうのでしょうか?」
太一「大昔、我々人類の祖先は、太陽の傾きに気温などの自然条件から時間を知ろうとして、そして、1日が24時間であることに、気がつきました」
達也「その後、人間は進化の過程で、体の中にある物を身につけるようになったと言われています」

達也・太一「それが、体内時計です」(キメのポーズ)

太一「例えば、陸上選手、彼らは日頃の走るペースから、自分のタイムがどの位であるか…判るのです」


 陸上選手は自分の走るタイムをイメージしながら練習をしていると言う。そこで、元100m日本記録保持者・井上悟選手に、100mを11秒で走るイメージで、ストップウォッチを見ずに計測してもらう。すると、記録はなんと「10秒99」。井上選手、思わず「カアッ!!」意味不明な歓喜の雄叫び。


達也「そう、この体内時計を使えば、人間は時計がなくても時間がわかるかもしれません」
達也・太一「そこで、私たちはある実験をすることにしました」
達也「実験に参加するのは彼」

 と、そこには、サラリーマンの出で立ちで、時計を気にしながら急いで歩く城島の姿。その様は、まさにハーロー城島!?


達也「普通の青年の彼の体内時計は一体どうなっているのでしょうか?」
太一「これから彼は、時計を持たずに24時間生活をします。時計を持たない彼の生活は、一体、どんなふうになって行くのでしょうか?」

太一・達也「そして、時計無しで時間を知ることが、…できるのでしょうか?」

 実験が行われるのは、東京近郊にある2階建ての一軒家。一見普通の民家であるが、この家にはもちろん時計は1つも無い。さらに、この家にはある特別な仕様が施されている。それは、家の窓や扉など全てが、特殊なボードによってふさがれており、外の光や音が完全に遮断されているのである。つまり真っ暗。その上、外気温度が感じ取れないよう、室内温度も常に一定。

 スタッフと共に、ガムテープで光をふさぐ、達也と太一。「これで光が入らないから、何時かわからないでしょ!」。そう、この家には光を通す1mmの隙間も無い。

ルール
 実験開始は午前8時。城島の目的は、24時間後の翌朝午前8時に体内時計だけを頼りに家から出てくること。そして城島には、時計の針を手で動かし時刻を示すことのできる「手動式時計板」と、時刻表示のない「携帯電話」が手渡され、
(1)昼食の時間である「午後0時」
(2)ちょっと小腹が空く楽しいおやつの時間の「午後3時」
(3)明日への力を生み出す夕食の「午後7時」
(4)疲れを癒し、眠りに就く「午後11時」
 これら4つの生活の節目の時刻を城島の体内時計が示した時、携帯電話で時刻を知らせなくてはならない。

 そんな城島の実験生活、実はその様子は、常に太一・達也の2人によって
特設モニター室より監視されているのである。さらに、城島の生活を見つめるカメラは、なんと、その数22台。

 監視下に置かれた城島は、一体どんな行動をとるのか!?
そして、どのようにして体内時計で24時間を計るのであろうか!?

 今回、唯一の手がかりは「お腹が空くということ」「眠くなるということ」。それでも個人差があるため、やはり時間を知るのはかなり困難。

 果たして、時計を持たずに24時間はわかるのか!?

 「AM8:00」実験開始!!

 恐る恐る玄関を開け、その足でリビングへ向かった城島。辺りを見回し、第一声は「淋しいな〜、女房に逃げられた気分や!」。
 次いで城島、部屋の間取りをチェックし始める。すると監視室の達也と太一、「元不動産屋アイドルだから、凄いよね!」(実話)

 そして城島、2階へと上がり、部屋のドアを開けて電気のスイッチを入れると、「ワァ〜ビックリした!!」。そこには、動物や昆虫がウジャウジャ!! 実は、この動物部屋、昼行性のニワトリや夜行性のモモンガなどを置くことで、動物や昆虫も体内時計があるか実験に参加。これが城島にとって、時間を示すヒントとなるのか!?
 その足でベッドがある寝室へと向かい、ここでパジャマに着替えた。
 その姿を見て達也と太一「単身赴任のお父さんみたい」。確かに、どことなくわびしい雰囲気。
 そして城島、リビングへと戻りソファに座る。ここで、現在時刻を予測。城島の予想時刻は「AM8:20」そして、本当の時刻は「AM8:19」その差わずかに「+1分」。凄い!

 と、ここでギターを持ち出してきた。これは城島の作戦。ギターを弾くことで、時間を探ろうというのだ。まずは『何度も夢の中でくり返すラブソング』。軽快に演奏する城島であったが「♪何度も〜夢の中で〜」なぜか、忌野清志郎の声で歌いだす。

 再び現在時刻を予測。
城島の予想時刻は「AM8:45」そして、本当の時刻は「AM8:53」。今度は「−8分」の遅れ。
 引き続き城島、臆することなくギターを手に歌い始めた。次は『君ともう一度…』(by 15minutes)
 そして、演奏を終えてポツリ…「あと2曲やったら15分や!」実は、この予想には理由がある。「15minutes」は城島・達也・太一の3人で結成したストリートミュージシャンユニットであるが、オリジナル3曲を演奏時間合計の「15分間」でレコーディングしたという経験があったのだ。

 軽快に『今日もいい一日』『日本人!』と続く。
 演奏を終え、3度目の時刻予想。ここで城島の予想時刻は「AM9:00」を
示した。細かい時間予想を続ける城島。そこへ一言…「これくり返してたら、24時間無理やろ!!」。確かに気が遠くなる行為である。

 ソファに寝転がる城島。退屈なあまり、思わず漏らす「主婦ってこんななんかなあ?」。そして、ついに眠ってしまった。
 うたた寝から覚めた。一体どのくらい眠ってしまったのか? 城島は予想時刻を「AM11:30」とした。
 ここで昼食の準備。城島はスパゲティーをつくることに。キッチンでスパゲティーの調理説明を読み上げる。「スパゲティーゆで方」…強火で7〜8分ゆであげ、かんで多少芯が感じられる程度がよい。スパゲティーをゆでることで、時間の目安になることに気がつく。
 城島が口ずさむ『3分クッキング』のテーマ曲にのって料理開始。慣れない手つきで、鍋の熱湯に塩をかけて、スパゲティーを入れる。ゆで時間の計測スタート!!城島、キッチンでもギターを手に歌い始めた。テーブルに歌本を広げ、まずは『ツッパリハイスクールロックンロール(登校編)』横浜銀蝿さながら、セリフのパートもキッチリこなす。次いで『青春時代』これは城島オリジナルのロックバージョン。ギターを振りかざし、1人でノリノリ。1人ライブを終え、ゆで具合を食べて確かめる…「イケル!」。ひとしきり調理を終えたところで、「ピッ、ピッ、プイ〜ン!」城島、現在時刻を「PM0:00」と予想。

 ここで第1回目のチェック時刻。携帯電話で監視室の達也と太一に連絡。城島「ちょうど12時になりましたんで、これからスパゲティーを頂きます!」。その声にうらやましがる達也と太一。
 そして城島、手作りスパゲティーをひと口…「旨い!」。ソファにのけぞって旨さを表現。

 しかし、この時点で本当の時間は「PM0:55」既に「−55分」の遅れ。達也と太一はとっくに昼食を済ませていたのだ。
 食事を終えた城島、予想時刻を「PM0:15」に。食事時間もモチロン計算に入れているのだ。

 そして、達也と太一の元に、番組久しぶりのゲストが現れた!! その人物とは!? 「ワオ!ワオ!」。持ちギャグで登場した間寛平さん。感激のあまりに達也「間近で見ちゃった!」。寛平さんにも実験に参加してもらうことに。そのルールは、城島宅へ客として訪れ、キッチリ30分で出てくるというもの。マラソンが得意な寛平さんは、5kmを25分で走るという。1kmを5分で走る計算を、常に頭の中ではじき出せるというのだ。

 現在の本当の時刻は「PM1:10」寛平さんには「PM1:40」キッチリに出てきてもらう。そこへ寛平さん「1分が60秒やから…え〜、大丈夫!大丈夫!」。果たして、キッチリ30分で出てこられるのか!?

 この時点で城島の予想時刻は「PM0:15」。食器を洗う城島の元へ、珍客・寛平さんが現れた!!

 「PM1:10」間寛平入室

 そして、家に入るなり、部屋や廊下の間取りを聞き出す寛平さん。そんなこと聞いてどうするのか!? さらに、城島に廊下の幅を聞き始める。しかし、メジャーなど持っていない。そこで城島、廊下に寝転がり、自らの身長を目安に計測をはじめた。寛平さんは、本当にそんなことが知りたいのか!?
 すると、寛平さんがいきなり家中を走り出した!! リビングを1周し、廊下を行き来し、2階へ上がって廊下を回る。また戻ってくり返し。実は寛平さん、細かい間取りを調べることで、距離をはじき出し、そこを走ることで時間を計ろうというのだ。休むことなく走り続ける。とにかく走る。その行動が理解できない城島、走る寛平さんに話しかけることすらできない。さらに延々走り続け、ようやく休憩。

 リビングのイスに座る間平さん。今度は城島に風呂を要求。城島、慌てて風呂場を掃除し、湯船にお湯を貯める。その隙を狙って、寛平さんが冷蔵庫を開け出した。おもむろにバナナを取り出し、ソファで食べ始めた。そこで、得意の「サル芸」バナナを口に含み、ソファ、テーブルと暴れまわる。
 そして、ひとしきり遊びを終えたが、城島は相変わらず風呂掃除に熱中。寛平さん、退屈しのぎにタオルを取りだし、まずは顔を拭く。そして、タオルを鼻からゾウのように延ばし「〇☆△〜!!」解読不能の叫び。それがゾウなのか何なのかは不明である。そして一言「こういう遊びも必要やね!」。

 城島が風呂の準備を終え、リビングに戻ってきた。ここで寛平さん、城島に「寛平流・時間計算法」を伝授。それは…持ちギャグで秒数を計る方法であった。寛平先生が実際に披露!!
「いくつになっても甘えんぼ!×2」これで7秒。
「ヘイ!チャッチャマンボ!×2、ヘイ!パキューン……」これで12秒。
城島、真顔で「持ちネタあるといいですね!」
 ここで、寛平さんが悩みを打ち明けた。現在、寛平さんの持ちネタは98個。あと2つで100個となるが、残りの2つがどうしても浮かばないという。すかさず城島が新ネタの提案。両手を伸ばし、合掌するように手を合わせ、90度ひねって前へ突き出す…これぞ「八年殺し!」。寛平さん、確かめるようにやってみる、「これイケル!」さらに、自分の物にする為に、何度も練習を試みる。99個目の持ちネタ誕生の瞬間!! そして、自分なりのアレンジを加えて城島に披露。「八年殺し!」。城島、バカウケ。寛平持ちネタ数あと1つで100個。

 ひと通り暴れた寛平さん。ようやく風呂へ入ることに。浴室に腰を下ろし、湯船のお湯を体にかける。もう一度体へ。そしてまた体へ。寛平さん、とにかく体にかけまくり!! 次は頭にかける!またかける!そして延々とかけ続ける!!(ここから早送り)とにかくかけ続け、寛平さんの手が休まることはない!! とうとう湯船のお湯が半分に。それでもかけ続ける!! ついに、浴室にお湯が溜まり出した。

 これには監視室の達也と太一も大爆笑!!

 そして、ようやく手を止め体を洗い出した。石鹸で頭と体を1度に洗うと、ここで、三たびお湯を延々かけ始めた。(ここから早送り)その姿は何かのゲームに挑んでいるような、それでいて架空の誰かと張り合っているようにも見える。しかも、寛平さんはイスに座っているわけではなく、この長時間、つま先立ちでしゃがんでいるのだ。
 ようやく手を止め、タオルを洗う寛平さん。この時点で、湯船の残り湯はほとんど無くなってしまった。「あ〜スッとした!」満足げの寛平さん。浴室を出るのか、と思いきや!? なんと、ほとんどお湯の無い湯船につかりだした!! お湯の量は足がつかる程度。ここで寛平さん、城島を呼び出し…「お湯が少ないよぉ!」とクレームをつける。城島、お湯がつかった浴室に驚きながらも、お湯を足す。
 そして湯船を出た寛平さん、体を拭き、裸体のまま「チャチャマンボ!」をはじめとする3つほどの持ちネタを披露して浴室を後にした。

 リビングへ移り、服を着ながらそろそろ帰ることに。寛平さん、ここでも小ボケをかます。靴下を履いてみるが…空振り。ズボンを履いてみるが…空振り。これを何度もくり返す様に、城島ただ笑うしかない。寛平さんはひらめいた。これで持ちネタ100個達成!!

 果たして、寛平さんは30分という時間を本当に計算しているのか!? 寛平ペースに体内時計を完全に狂わされてしまった城島。苦しまぎれの予想時刻は「PM1:20」。
 そしてバナナを手土産に、寛平さんがようやく家を後にした。寛平さん、その足で監視室へ行くと、達也・太一から批難ゴウゴウ。それもそのハズ。寛平さんのスタートは「PM1:10」。現在の本当の時刻は「PM2:15」なんと、35分ものタイムオーバー。しかも、風呂に入る時点で、既に30分を過ぎていたのだ。

 一方、1人になった城島、気を取りなおし再びギターを弾いて時間を計り出す。
ブルーコメッツの『ブルーシャトー』を皮切りに、『川の流れのように』『さらば…夏の日』『Zokkon命』『哀愁のカサブランカ』『ギャランドゥ』『LoveSong』『クリスマスイブ』『与作』と続く。

 ここで城島の予想時刻は、おやつタイムの「PM3:00」。冷蔵庫を覗くと、そこにはスイカが。食べる前に、2回目のチェック時刻。携帯電話で達也・太一に連絡を入れ、予想時間を伝える。しかし、この時点で本当の時間は「PM3:50」その差「−50分」。当然、達也・太一はおやつを食べ終わっていた。そうとは知らず城島、夢中でスイカにかぶりつく。

 食後の運動に1人罰ゲーム(?)を開始。円形のゆりかごに乗り、落ちるまでの時間を計測する。そして城島が出した記録は、自己予想で22秒。実際に計ってみると、なんと22秒で正解!!

 さらに、寝室へ移り、たて笛を吹いて時間を計る。この時点で城島の予想時刻は「PM5:50」。

 今度は手塚治虫のマンガ「ブッダ」を読んで時間を過ごす模様。イスに腰掛けマンガに読み入る。体勢を変え、次にゆりかごに乗る。
 その頃、監視室では何かを頬張る2人の姿。そう、現在の本当の時刻は「PM7:10」達也と太一は夕食の時間である。

 一方、城島。「ブッダ」1冊目を読み終え、2冊目に突入。マンガ1冊読み終えるのに20分かかった。この時間を城島は何分と予想しているのか!? この後、城島に隠された驚異の才能が明かされる!?

 監視室の達也と太一は、城島がマンガを読み終える時間を計っている。すると、「19分57秒」で2冊目を読破!1冊目の20分とわずか「3秒差」。これには達也と太一、驚愕!!
 そして城島、3冊目に突入。20分に近づき、達也と太一がカウントダウンをはじめると…なんと時間をオーバーしてしまった。「まぐれか…」と思った瞬間、城島3冊目を読破!!その差わずかほんの数秒。達也と太一、もう城島から目が離せない。
 城島4冊目。達也と太一が再びカウントダウンをはじめると、またしても
20分ジャスト!!達也・太一、ただ脱帽!!
太一、モニター越しの城島に対して「君は天才!…何の役にも立たない才能だけど」。
城島5冊目。これは19分20秒台。実は、ここで生じた時間の誤差は、ページ数の差によるものだった。あとはほとんど同じページ数のためほど1冊20分をキープしていた!!

 ここで太一「そんなに面白いのかなあ?ブッダ」。そこで、スタッフがマンガ「ブッダ」を取りに城島の家へ上がり込む。リビングに入り棚を物色するが、なんと城島、マンガに夢中でスタッフに全く気がつかない!! もしかしたら城島は、泥棒が目の前に現れても気がつかないかもしれない。
 そして、監視室にブッダが到着。達也と太一、興味津々でページをめくるが…太一「文字ばっかりで、最初から読む気しないわ!」

 ひたすらマンガを読む城島。6冊目は「20分38秒」。ここで城島の大誤算が発覚!!「10分やな、1冊だいたい」。実は、1冊に20分かかるところを、城島は10分で予想していたのだ。驚異の才能は、やはり何の役にも立たないのか!?
 城島の予想時刻は夕食の「PM7:00」3回目のチェック時刻を迎えた。台所で調理しながら携帯電話で達也・太一に連絡を入れ、予想時間を伝える。そして、1人夕食をいただく。
 ところが、本当の時間は「PM9:20」既にその差「−2時間20分」やはりマンガの大誤算が思わぬ結果を招いた。しかし、それに気づく様子は全く無い。
 監査室の太一がある不安を抱いた「寝る時っていつ電話かかってくるんだろ?」

 そして、太一がモニターに何かを発見!! 切り替えてみると、動物部屋のモモンガが飛んだ!! そう、夜行性のモモンガが活発に動き出したのだ!! モモンガにもやはり体内時計が備わっているようだ。

 城島予想時刻「PM7:40」夕食の後片づけ。

城島予想時刻「PM8:50」運動。カメラに向かって腕立て伏せ。

城島予想時刻「PM10:30」入浴。洗面所では意味不明なポーズと雄叫び。ゴリラのマネか!? そして、湯船につかって真剣に水鉄砲で遊ぶ。
 風呂から上がり、白タオルを頭に巻き、オレンジ色のガウンを着てリビングへ戻る。すると…タオルを首にかけてアントニオ猪木のモノマネ。声も猪木「シャシャシャシャ…ハイ、ハイ」なぜか、宮尾すすむに移行。そしてついに、城島予想時刻は就寝の「PM11:00」。
 最後のチェック時刻となり、電話を入れるが…誰もでない。その頃、監視室の達也と太一は、既に熟睡していた。
 城島あきらめ、寝室へ向かいベッドに入る。こうして1日目が終了。

 翌朝「AM5:00」監視室の達也・太一がお目覚め。モニター越しに暗視カメラで映された就寝中の城島を見つめる。最後のチェック時刻の時には、すっかり熟睡していた2人。携帯電話の着信表示に気がつき、時刻を見てみると…なんと深夜の「AM2:10」城島の予想時刻「PM11:00」の時点で、既に「3時間10分」もオーバーしていたのであった!!

 もしかしたら、城島はタイムリミットの「AM8:00」を過ぎても寝ているかもしれない。不安な中、達也と太一はもう少し様子を見ることに。
 すると、城島が目覚めた。この時点で本当の時刻は「AM6:05」。なんと城島は「4時間」しか寝ていないのだ。達也・太一の予想だと、このままいけばタイムリミットを前に「AM6:30」頃に出てくるのではないか!?
 しかも、すぐさま朝食をいただく。城島、時間は判らずとも、お腹の消化はキチンと時間に反応しているのだ!!
 続いて歯を磨き終え、リビングで朝の体操を始める。寝室へ行き身支度。そして、出発準備を終えてリビングのソファでくつろぐ。

 果たして、城島の体内時計は午前8時に出られるのか!?

 2日目、本当の時刻「AM7:50」を迎えた。実験終了10分前。達也と太一は監視室を後にし、家の前で城島が出てくるのを待つことに。辺りの通りには、学生や出勤したてのサラリーマンが行き交う。
 そして、城島の予想時刻が「AM8:05」となり、ついに表へ出た!! 24時間ぶりに浴びる太陽の光。辺りを見まわすが、そこに達也と太一の姿は無い。一体何時なのか!? 城島、近所で布団を干している主婦に時間を尋ねると…「10時過ぎですよ〜!」我が目を疑う城島「えっ!?」。

 実は、城島が目覚めてから、予想時刻を「AM6:00」とした時点で、本当の時刻は「AM6:05」その差「−5分」と、ほぼ一致していたのだ!!
 朝食を済ませ、身支度を終えたところで、城島の予想時刻は「AM7:30」。本当の時刻は「AM7:38」その差「−8分」であった。ここで、残り時間を過ごそうとマンガ「豊臣秀吉」の本を読み出した。その10分後、眠ってしまったのだ。そして目覚めた城島は、「二度寝」を25分と感じた。

 ところが、城島の予想時刻「AM8:05」の時点で、本当の時刻は「AM10:12」その差「−2時間7分」なんと、25分どころか、「2時間26分」も寝てしまっていたのだ!!
 なぜ「二度寝」をすると、感じる時間と実際の時間に差があるのか!? バイオリズム協会の高橋秀美先生によると、「あと10分、20分だけ眠ろう」と思っていても、意識している時間より、肉体が要求している時間分だけ眠ってしまうものであるという。

 「失敗した、遅刻や!!」太陽の光の中、ショックが隠しきれない城島。2日目、「AM10:12」城島実験終了!! 体内時計は2時間7分の誤差であった。

 二度寝が仇となる結果となったが、人間にはまだ体内時計の要素が残っているという事と、さまざまな時間計算法を知ることができた!!

 そしてスタジオに、専門の先生から改めて手紙が送られてきていた。

 「二度寝」をしないタイプの人は、基本的に「神経質な人」「ストレスを抱えている人」「不眠症の人」に多いという。
また「二度寝」をしてしまうタイプは、「楽天的な人」「ストレスをあまり抱え込まない人」に見られるという。

 城島の場合、「二度寝」は通常15〜20分程度に抑えられるが、約2時間も寝てしまっているということは、「肉体年齢が実年齢よりも高い」ということが挙げられる。どうやら城島は相当老いているということのようだ。この結果に城島、言葉を失う。

・ロケを行う前にシミュレーションなるものがありDASHスタッフきっての精鋭5名が選抜されて(ボクも入っているのだ)、電車と競争したわけなのだが、相手はなんつっても電車。速いのなんのって...結果はご推察の通り。ヤニづけ、寝不足のスタッフにかわって本番はTOKIOのメンバーが挑戦! 果たして...!!


・TOKIO以外のメンバーをまじえて、リレー対決をするのは初めて。はたして息がぴったり合うのかが心配だったのだが....果たして!