企画説明

夕暮れの東京・池袋駅東口、仕事を終え家路へと急ぐ人波、その中にこの男も…日本テレビアナウンサー新谷保志(24歳・入社2年目)、この日は高校サッカーの実況を終えて腹ペコだった。すると目の前に焼肉屋の看板…香ばしい臭いと食欲をそそる音。その時、彼は思った…「どうせなら韓国へ行き、本場の焼肉を心ゆくまで食べてみたい!」。実はそれが新谷の夢であり、カバンには常に「韓国焼肉グルメガイド」を忍ばせている。すると、彼の前に1台の路線バスが到着し、新谷は思わず言ってしまった…「このバス、韓国まで行けますか?」、呆気にとられる運転手。

池袋から韓国まで路線バスで行けるのか!? そしていくらかかるのか!?

バス路線は日本全国網の目のように張り巡らされ、バス停の数は1万個以上にのぼる。これらの路線を伝い、さらに韓国のバス路線も使って出来るだけ安いルートで本場の焼肉屋まで行くと、料金はいくらになるのか? ちなみに、飛行機で行くと片道49,800円(エコノミー)。

今回の実験で使用するのは「西武バスA-680型」…全長10.2m 幅2.49m 高さ3.14m 重量13.66t 排気量13330cc 馬力235、乗車定員77人を運搬するパワフルボディー! 韓国までの料金を表示できる特別な表示板を作製し、これで韓国までの料金をカウント。そして実在する路線で安いルートを探すのは、運転手の腕前にかかっている。そこで立ち上がった2人のベテラン…久保田秀夫(49歳・運転士歴21年)、藤川照夫(45歳・運転士歴20年)。さらに整備士の滝沢増夫(49歳・整備士歴30年)が長距離を走るバスのコンディション維持に務める!

目的地となる焼肉屋は韓国ソウル市内の「兄弟カルビ」、最高級の焼肉が食べられる名店として知られる。その目の前にある「ミョン・ムル・ギョリ」バス停がゴールとなる。

果たして、東京・池袋から韓国の焼肉屋まで本当に行くことが出来るのか?