一方、対馬さんと城島は例題文の単語1つ1つにアクセント記号を書き足し、すべてのアクセントを把握する。中でも不安なのは、疑問の場合の「怖くない?」と、言い切る場合の「怖くない!」、この2つの違い。そして対馬さんが記号に沿って読み上げると、ここで城島は気づいた…一番の欠点は津軽弁ではなく、「自信のなさ」ではないかという。自分に自信を持たなければ、看護婦になって患者さんとのコミュニケーションも上手くとれない。城島のサポートを受けながら対馬さんは繰り返し練習に励む!


その頃、アクセント教室の山本くんは例題文を繰り返し読んで徐々に上達してきた。先生によると、山本くんは音感がまだしっかりと身についていないため、例えば「♪夕やーけ小やけーの にじゅういっせーきー」といった具合に、「赤とんぼ」の部分に似た旋律の「21世紀」を当てはめて唄うことで、音感が身につきやすいという。そこで長瀬が「歌でやってみる?」と思いつき、「そうですね」と応える山本くんだが、またも自然に語尾が上がってしまいここでも先生に注意を受けた!


2人はカラオケボックスへ向かい、唄って叩き込むことに。まずは先生に教わった「赤とんぼ」、続いて「何度も夢の中で繰り返すラブ・ソング」、この歌に強引に当てはめてみる。「♪何度も夢の中で…」の部分に苦手な「♪世界の…」に変えて唄ってみるが、あまり効率は上がらず、長瀬は気づいた…「これをやっていたら時間がかかってしょうがない!」、そして思いついた…「自分たちで作曲しちゃおうか?」