企画説明
我が家の大切な愛犬…家族の心を和ませ、ゴハンを食べる姿は見ているだけで愛くるしいもの。だが、可愛さ余って食事を与えすぎ、いつしかすっかり肥満犬に…。あなたの愛犬もそんな風になっていませんか?
現在、日本で飼われている犬は約957万匹といわれ、その内の30%にあたる約287万匹が肥満犬であるという(アイムス・ジャパン調べ)。肥満になると体への負担から病気にかかりやすく、寿命さえ縮めてしまう。さらに運動能力の低下により、本能までもが薄れ、ストレスも溜まりやすい。
そこで、そんな肥満犬を番組で募集したところ、わずか3日間で300通もの応募があった! そこには飼い主たちの切実な悩みが…「うちのプチ丸は小屋を出入りするたびにお腹とお尻が入り口につっかえてしまうのです」、「うちのブンブンはお腹のお肉が邪魔して、後ろ足で頭をかくことができないのです」。
ならば始めてみよう!
DASH愛犬教習 デブ犬克服大作戦!!
今回参加するのは長瀬と達也、まず長瀬の担当は「ビーグル犬」、スヌーピーのモデルにもなっており、元来活発でよく吠える狩猟犬だが…。やってきたのは埼玉県狭山市の斉藤さん宅。居間へおじゃますると、コタツからひょっこりと出たシッポ? 布団をめくってみると、うつ伏せで足を投げ出して寝ているビーグルの姿! さらにイビキまでかいている! その10分後、目覚めて出てきたのは「マーブル」(オス・2歳9ヶ月)、お腹はパンパンに膨れ、首まわりも肉でたるんでいる! 飼い主の斉藤弘子さんによると、大きくなるにつれ散歩も動くことも嫌いになったという。
一方、達也担当は「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」、長い胴体に短い足が特徴。もともと家畜を素早く誘導する牧畜犬として育てられ、走り回るのが大好きのはずだが…。神奈川県平塚市の小杉さん宅へ向かうと、こちらも堂々と太ったコーギー、「キース」(オス・3歳)の姿! 足が短いため大きなお腹は歩くと地面スレスレ! 飼い主の小杉英寿さんによると、家ではほとんど寝転んでおり、たまにボールで遊ぶこともあるという。そこで達也、キースと共に2階にあるボールを取りに向かうと、階段を3段まで上ったキースだが、その先進めない! 小さい頃には登れたそうだが、今ではお腹が引っ掛かるうえに恐いらしい。そのうえ、ちょっと動けばすぐに疲れて休憩! うつ伏せで足を投げ出しグッタリ…。
そんな犬たちの肥満に至った原因、肥満によって引き起こした様々な問題点を探り、それぞれのダイエット特訓に挑む! 果たして、2匹の犬たちは本来の習性を取り戻し、立派な体型に生まれ変わることは出来るのか? |