DASH村だより 〜水車崩壊〜
春が訪れ、雪解け水で小川が顔を出し始めたDASH村。
厳しい冬にしばらく隠れていたその水源、何とか有効利用できないだろうか、と暖かい日差しを浴びながら男たちは考えていた。



そしてその結論とは、水車。
水が流れさえすれば、とめどなく回りつづけるこの水車、自然の力を利用したDASH村の貴重な動力・・・となるはずだった。

「危ない!危ない!」
調子よく回り始めた矢先、何かの拍子で水車が外れ、坂道を転げてゆく・・・
そして、アヒル村長もゴロンと転がってしまった。
人間より大きな体をした水車、暴走を誰にも止めることはできなかった。

せっかくつくった水車、ところどころがひび割れてはいるものの、まだ修理程度で使えそうだ。
しかし、男たちは思った。
「何が原因だったんだろう?」
その原因、いち早く気が付いたのは城島だった。
「軸受けや。腐ってたから割れたんや・・・」
軸受けとは、回る水車を点で支える土台の重要部分。
肝心の軸受けが外れてしまえば、水車が動いてしまうのも無理はない。
「しょうがない、直すしかないか・・・」
改めて軸受けつくり直す城島。果して、完成はいつになるのだろうか・・・?
 
DASH村 〜ホウレン草カレー〜

去年の秋のこと。
あまり見たことのない緑の種。
この奇妙な種から芽を出す植物は一体何?
ビニールハウスを通して柔らかな日差しをたくさん受けた芽、やがてその上にも雪が積もり、じっと寒さに耐えて育った。
その植物の名はほうれん草。



たっぷりと土と太陽と水から栄養をもらったこの菜は、特に鉄分が豊富。
DASH村の貴重な栄養源、一体どうやって食すのだろうか。

今日の料理長は達也。
達也が選ぶのは、定番のおひたし?それともさっと炒めたバターソテーか・・・

かまどにたっぷりのお湯が沸き、ほうれん草を一通り茹でる。
火を通しすぎると貴重な栄養が壊れてしまうため、一時も目が離せない。
ころあいを見てサッと取り出したほうれん草は実に緑鮮やか。
青い香りが男たちの鼻をくすぐる。

達也がざっくりとほうれん草に包丁を入れ始めた。
だが、おひたしにしては、ちと細かいか・・・
さらに小さく切ったほうれん草を2本の包丁で細かくたたきだした。
トントンといい音を立て、その上すり鉢であたる・・・
この料理は一体何なのか?

と、すりこぎですっていた達也、何かを感じ取ったのか、
「やりたいんでしょ?」
その相手は明雄さん。
なんでもやりたい明雄さん、満面の笑みで交代。
すり鉢からも人生のベテランならではの音が聞こえてくる。

そんな、細かくなったほうれん草でつくりたい料理、なんとそれはカレーだった。
細かくつぶしてカレーで煮込む、グリーンカレーをつくりたいらしい。

達也と明雄さんの隣りでは清と留美さんが別作業。
カレーに欠かせないイモをむいていた。
定番のジャガイモに加え、サツマイモで甘味も加えるオリジナルカレー。
丁寧に皮をむくこの二人、会話も弾む。
清「実は極秘で練習してまして、どんなもんですかねぇ?」
留美さん「ウマくなりましたねぇ」
清「どんなもんですかねぇ?」
と、軽快な包丁捌きを披露。
しかし清、何故同じことを2回言うのか?

こうしてイモも茹でられ、ほうれん草と同じくすり鉢ですりつぶされる。
ホクホクのイモと、ドロっとしたほうれん草で、とろみをつけたカレーにしたいらしい。
鍋で合わさった、ほうれん草の緑とイモの黄色。
清「なんだか菜の花畑って感じですね」

鍋を煮込んでいる間にもう一つ。
達也が中華なべを取り出してきた。
そこに入れられた3種類の粉。
小麦粉ときなこは、もちろんDASH村産。
そこにカレー粉も加えられ、ルーづくり。
実はこれ、きなこが甘味を出して小麦粉がとろみをつける、達也のアイデアだった。
水を加え、そば粉の要領で練る。
まるでかにみそのような見栄えになった、DASH村産のカレールー。
グツグツと煮立った鍋に飛び込み、あたりに香ばしいにおいが広がる。
そこへゴロゴロと大きく切られ炒められたイモが入り、完成間近。



・・・と思ったら、なにやら外へ飛び出した達也と明雄さん。
まだ何か材料を加えるのか?
それはビニールハウスでほうれん草とともに育った、冬野菜のカブ。
とれたてを鍋に放り込み、最後の仕上げ。

達也の飽くなき挑戦はまだまだ続いていた。
黙々と小麦粉をこねて丸い生地をつくる。
達也「明雄っちー。ナン食ったことある?」
そう、達也がこねていたのはナンの生地。
本場インドではカレーに欠かせない炭水化物で、ご飯と双璧をなすカレーの名パートナー。
明雄さんも食べたことはないらしい。
中華なべで香ばしく焼き上げるナン。
しかし、達也もつくるのは初めてだった。
こちらのお味も気になるところ・・・

 


カレーも仕上がり、待ちに待った食事時。
こらえても生唾が出てくるいい香り。
「いただきます!」
明雄さんはカレーよりナンの方が気になるよう。
カレーもつけずに一口パクリ。
香ばしく、素朴な味が気に入ったのか、カレーをつけずにナンだけが進む。
達也「明雄っち、カレーつけなきゃダメだよ・・・」
肝心の一風変わったグリーンカレーのほうはどうか?
明雄さん「ちょっとしょっぱい感じ・・・」
そして導き出した結論は、
明雄さん「・・・よくわかんねぇな」

ならばと、定番のお米にかけてみる。
お米はカレーにあわせて「タカネミノリ」。
どうやらお米にかけると、カレーのうまみがいっそう感じられるらしい。
やはり、みな日本人。
こちらの方がお口に合うようだった。

普通のカレーではなく、達也のアイデアでいろんな工夫をこらしたグリーンカレー。
なかでもカブを入れるのはかなり珍しいのでは?
鍋に入れる前はチョット明雄さんも留美さんも清もドキドキしてたらしい。
でも出来上がると不思議なもので、カレーにカブというおそらく初めて口にする組み合わせに「ウマイ!」と大絶賛だった。
うまみが好きな日本人、マイルドな味に仕上がるカブは、これから流行るカレーの具になるかもしれない・・・
 
DASHリサイクル教習 〜家庭のゴミ いくつ再生できるか!?〜

日々増え続けるゴミの量は、あと数十年で日本のゴミ処理場を
一杯にしてしまうとさえいわれている。

そんな状況を前にして、政府や企業が主導となって様々なリサイクル事業が進められている。
しかし、日本中のゴミをもっと減らすには、家庭から出るゴミの量を減らさなければならないはず。
しかし、ゴミは減らすといっても、生活を送る上でなかなかゴミの出ない生活を送ることは難しい。
ならば、出てしまったゴミを何かに再生することはできないだろうか?

普段なら、捨てられてしまうようなゴミも、アイデア次第で生活に役立つ一品に変えることができるはず!

そこで、達也と太一がそれぞれの家族と共に2週間のリサイクル教習に挑む!
果して、どんなリサイクル品が出来あがるのか!?

達也が訪ねたのは、練馬区の若林さん宅。
物を捨てられない性格だという、妻の香さん。リサイクルして夫を驚かせたい、ということで参加。


早速、再生できそうなものを探す達也。すると、以下のものが集まった

若林家の不用品
ストッキング・牛乳パック・壊れた傘・園芸用肥料
新聞紙・空き缶・空きカップ

一方、太一がやってきたのは江戸川区の西山さん一家。
お母さんの由香里さんは買いだめして食品をダメにすることが多く、いつもおばあちゃんに叱られているのだという。
このダメにしてしまった食品を何かに再生したい、ということで参加。


西山さん一家の不用品は以下の通り。
両チーム共にリサイクルの目標は10品。果して、何に再生できるのか?

西山家の不用品
賞味期限切れの牛乳・廃油・茶殻・ミカンの皮
ダシを取った昆布・卵の殻・空のマヨネーズ

若林さん、達也チームはまず牛乳パックのリサイクルからスタート。
牛乳パックと伝線したストッキングを見て、何やら思いついた達也。
クローゼットから持ってきた針金ハンガーを長方形に折り曲げる。
そして、そのハンガーに伝線したストッキングをかぶせる。一体、何に使うのか?

さらに、牛乳パックを細かくドロドロにする。
そして水を入れた容器に先程のハンガーを置いて、その上からドロドロになった牛乳パックを乗せる。

達也「さぁ、ちゃんと紙が漉けるかな?」
そう、実は牛乳パックを使って再生紙を作っていたのである。
針金ハンガーとストッキングで作っていたものは「漉き枠」。


漉いた再生紙をベランダで乾かしている間に、新聞紙の再生紙作りに挑む。
新聞に挟まっていた広告チラシなども利用。
香さん「なんか牛乳パックよりキレイ!」というように、その出来は上々。

漉き終わったら、同じくベランダで干してしばらく待てば、再生紙の完成である。
その再生紙を使って、香さんが作ったのは「写真立て」と「鉛筆立て」
負けじと達也も何やら再生紙を折っているが…。

達也「なんだこれ?大丈夫か?」
香さん「小銭入れ…?」そう、少し疑問もあるが、小銭入れが完成。
これで、達也、若林さんチーム3品完成!


その頃、太一、西山さんチームは、インターネットでの情報検索してみると、
「卵と牛乳から人工象牙が作れる」という情報をゲット!

しかし、作るのには「炭酸カルシウム」と「リパーゼ」というものが必要らしい。
そこで、近所の薬局に聞いてみることに。

店員「炭酸カルシウムは貝殻で代用できますよ」
太一「えっ!?本当ですか?」
店員「漢方薬に牡蠣の殻が使われていますから、体にもいいんですよ。あと、リパーゼは消化酵素ですから少量だったら、胃腸薬とかにも入ってますよ」

この2つは取り寄せでないと手に入らない、ということで貝殻と胃腸薬で代用することに。
ミキサーであさりの貝殻を粉状にし、全ての材料を入れて攪拌する。
出来あがったものを容器に流し込んで、オーブンで30分加熱。

しかし…
太一「なんか美味しそうだけど、固まってないよね」
象牙のような固さにはならなかった。そこで、水分を減らす為に、卵を鶏からうずらに変更。すると…

太一「おっ!なんかこれでいけそうだよね!」
水分も少なく、容器に入れなくても形が崩れない。そこで再度オーブンで加熱する。

太一、由香里さん、おばあちゃん「3…、2…、1…」
固唾を飲んで見守る3人。果して、象牙は完成しているのか?

太一「…象牙っちゃ、象牙ですよね」
固さはこれで十分、本物とは少し違うが、なんとか希望の印鑑と表札は作れそう。
早速、彫刻刀で西山さんの「西」の字を刻む。

太一「よしっ!これで押してみましょう!」
主肉を付けて押してみる。すると…
おばあちゃん「なんか鳥居のマークみたいだね」

西の字は見えなかった…そこで、もっと深く彫ってみると見事に「西」の字が浮かび上がった!
さらに表札にも「西山」の字を彫り、象牙の印鑑と表札完成!


その頃、達也と香さん、巧哉君はリサイクル情報を求めに専門家のもとを訪ねていた。すると、そこで「園芸用肥料(尿素)を水で溶かすとアイスノンになる」という情報をゲット!
尿素が水に反応し、熱を奪うという「吸熱反応」で水の温度が下がるのだという。

「これなら冷却カイロにリサイクル可能」と早速、家に戻って実験してみると…
達也、香さん、巧哉君「冷た――い!!」
その温度を計ってみると、なんと14℃!

一方…
太一「すいませーん!また来ちゃいました!」
先程行った薬局で又も情報収集。

太一「廃油から石鹸を作りたいんですけど…」
店員「苛性ソーダっていう劇物を使えばできますよ。」

廃油から石鹸を作るには、苛性ソーダと水を混ぜて廃油を溶かし、容器に入れて乾燥させればできるという。
そこで早速リサイクル開始。

太一「ここに昆布とか入れたら体に良さそうだよね」
ダシを取った後の昆布を煮出して、そのエキスを混ぜる。これで健康にも家庭にも嬉しい。
さらに、ムダを無くすために昆布を切って石鹸に入れる。
由香里さんも完成が楽しみな、昆布入り廃油石鹸の完成は1週間後。


両チームとも目標の10品にはまだ遠い。
太一、西山さんチーム、さらにインターネットで検索してみる。

すると、「マヨネーズから真珠が作れる」という情報をゲット!
「本当に作れるのかなぁ?」と少々疑問を感じながら、早速準備開始。

水を入れた水槽にマヨネーズ、ラー油、和風だし、園芸用肥料(消石灰)を入れる。
水槽の中身を見た太一、思わず…
太一「何にもいないのに、洗ってなくてタニシだけがいっぱいいる水槽みたいだよね」

その水槽の中に真珠の元になるビーズを入れる。
インターネットによると、水槽の中に入れたマヨネーズたちのアミノ酸やカルシウム、脂肪酸がビーズに薄い膜を何層も作り、真珠のような輝きを作るのだという。

太一「これでとりあえず待ちましょう!」
10日間浸けておくと、真珠のようになっているらしいが、本当に大丈夫か…?

両チーム共、今日のリサイクル教習はこれで終了。
これからは両家族が、目標の10品をクリアするべく挑む。


「ビール余ってない?」
と由香里さんに尋ねているのは、西山家の長男・千春君。
インターネットで見つけた「ビールから人工べっ甲を作ろう」という実験に挑む。
目標はべっ甲で作る「メガネ」。

皿にビールを注いで、一日乾燥させたら、インスタントコーヒーでべっ甲の模様を付ける。そして、さらに電子レンジで加熱。
べっ甲の成分と、ビールの色と含まれるタンパク質とが似ているそうなのだが…

千春君「えっ…!?」
電子レンジで加熱したところ、皿に一杯入っていたはずのビールが殆ど無くなったいた!これではメガネは到底作れない…。
しかし、カッターで何やら切り始めた千春君。さらにヘアピンを付けているが…。

そう、千春君が作っていたのは「ヘアピン」。量こそ少なかったものの、色も質感もべっ甲そっくり。
リサイクル3品目は、心のこもったおばあちゃんへのプレゼントとなった!


この千春君の行動が、西山家のリサイクル熱に火をつけた。
早速、おばあちゃんが、その日の夕食作りで出た卵の殻を細かく砕いて、伝線したストッキングに入れる。
そして完成したのは「たわし」。頑固な汚れもこれでこすればピッカピカ!

走り出したおばあちゃんのリサイクル熱は、もう止まらない。
飲み終わったお茶殻をドライヤーで暖め、カラカラになったらガーゼで包んで冷蔵庫へ。そう、お茶殻に含まれるタンニンが嫌な臭いを取ってくれるのである。
おばあちゃんの知恵袋を活かしたリサイクルとなった!


一方、こちら若林さん一家の香さん、壊れた傘のビニール部分だけを取り出して、何やら縫い合わせている。さらにハサミで細く切ったビニールをさらに縫い付ける。

香さん「よしっ!できた!」
どうやらこれで完成らしい。すると、それを持って向かったのは近所のスーパーマーケット。
そう、香さんが作っていたのは「買い物袋」。
これで、家にビニール袋を持ちかえらなくて済み、ゴミも増えない。
若林さん一家の5品目は、捨てられない物を有効に活かした買い物袋。

さらに、伝線したストッキングをハサミで一定の長さに切り揃え、棒にそれぞれを輪ゴムで縛る。
完成したのは「ハタキ」。ゴミも減って、ホコリも減るリサイクルとなった。

「捨てられない性格」だった香さんは、もうそこにはいなかった。
空きカップを使い、作ったのは長男・巧哉君のおもちゃ。さらに噛み終わった後のチューインガムにクレンザーを混ぜて作った手作り消しゴム。

お金もかからない上に、巧哉君も嬉しいリサイクル品で、目標まであと2品!


一方、西山家のおばあちゃんは、サンドイッチで余ったパンの耳を細かくちぎって、容器に入れ、ビールをかける。なんと、これが糠床の代わりになるという。
そこで漬けたきゅうりと大根は、早速、その日の食卓を賑わせた!

その食卓を、翌日さらに賑わせたのは由香里さん。
食べ終わったミカンの皮を細かく切って鍋で煮る。砂糖を混ぜて完成したのが「マーマレード」

西山家のリサイクル熱は完全に家族中に広まった。
長女・愛美ちゃんが学校の先生から教えてもらった「牛乳からプラスチックを作る」という実験に挑戦。
牛乳とお酢を温めてガーゼで漉す。冷やして固形状になったら形を整えてレンジで加熱したら完成。
愛美ちゃんはお皿らしきものを作っているようだが…

愛美「どう?美味しい?」
愛美ちゃんが作っていたのは愛犬の食事用皿。
落としても割れず、食べても安心なペットに優しいリサイクルとなった!


一方、1人頑張る香さんを見て、ようやくリサイクル熱が伝わった旦那さんの幸雄さん。
空き缶の底に釘と金づちで穴を空けている。そして、取り出したのがなんと大根。
そう、幸雄さんが作っていたのは「おろし金」

香さん「ちょうどなかったんだよね。」
若林家の家事も助けるリサイクルとなった!


「お父さんに負けていられない」、とクローゼットを覗きこむ香さん。
そして取り出したのは、最近していないネクタイ。これをどうリサイクルするのか?

その日、買えってきたお父さんが晩酌していると…
香さん「これ、作ったの。メガネケース」
ネクタイを縫い合わせて作ったリサイクル品はメガネケース。
早速、メガネを外してケースに収めてみると、サイズもピッタリ!

若林さん一家、最後のリサイクル品は、ゴミが減って愛情が増した、嬉しいリサイクルとなった!


一方、リサイクル教習開始から1週間後の西山家。
「できてるかなぁ?」とベランダの一角を覗きこむ由香里さん。そう、今日は廃油石鹸が出来あがる日である。
アイスクリームのカップに注いだ石鹸は固まっているのか?

どうやら固まっているようだが、実際に使ってみなければ分からない。
そこで、長女・愛美ちゃんが廃油石鹸で手を洗ってみる。すると…
愛美ちゃん「キレイになったね!」とスベスベお肌にさらに磨きがかかった。
「昆布が出てくるのはいつの日か…」と楽しみにしながら、教習終了まであと1品!


残る一品は、もちろん気になるあの一品。マヨネーズなどから作った真珠である。
不安と期待を抱きながら、水槽からビーズを取り出す。すると…


由香里さん・愛美ちゃん「ウァー!キレーイ!」
半透明だったビーズに見事な光沢がかかっていた!

すると、その真珠を部屋に持ちかえった愛美ちゃん。一体何をしようというのか?
真珠の中から、最も光沢のある2つを取り出して作った物は…?

愛美ちゃん「お母さん!ちょっと来て!」
由香里さん「えっ!?イヤリング?」
そう、愛美ちゃんが作っていたのはイヤリング。最も光沢のあるものを選んだとあって、その光沢は本物の真珠と何ら変わりない。

西山さん一家の最後のリサイクル品は、娘からの嬉しいプレゼントとなった!

若林さん、達也チーム
牛乳パック、新聞紙、広告チラシ 写真立て、小銭入れ、鉛筆立て
園芸用肥料 冷却用カイロ
壊れた傘 買い物袋
伝線したストッキング ハタキ
空きカップ おもちゃ
噛み終わったチューインガム 消しゴム
空き缶 おろし金
ネクタイ メガネケース

西山さん、太一チーム
期限切れの牛乳、卵、貝殻 印鑑、表札
飲み残しのビール
インスタントコーヒー
べっ甲のヘアピン
卵の殻、伝線したストッキング たわし
お茶殻 脱臭剤
パンの耳、余ったビール 漬け物
ミカンの皮 マーマレード
賞味期限切れの牛乳 プラスチックの皿
廃油、ダシを取った後の昆布 石鹸
マヨネーズ、和風だし
ラー油、園芸用肥料
真珠

放送の中で、「この不用品がこれに再生できた」と紹介するカットがあります。
その撮影は、「インサート撮影」と呼ばれる撮影で、ロケ日とは別の日の行われます。

そこで撮影するリサイクル品は、それぞれの家族が使っているので、こちらでもう一度作らないといけないのです。その作業をするのはもちろんAD。

ロケで太一や達也がやっていることと同じことをやってみるのですが、なかなか上手くつくれなかったそうです。
その結果、制作会社の会議室は「実験室」と化し、何日も寝止まりして作っていたそうです。

その数日間、ADはビールとパンの耳で作った漬け物を主食にしながら、黙々と製作に取り組んでいたそうです…