その頃、松岡は脱出手段を思案しながらも、島南部の山の方へと向っていた。
松岡「こんな所にいるとは思わないっしょ」
と、思っていたそのとき、
刑事「おい!!いたぞ!!」
正面から2人の刑事がやってきた!!
慌てて逃げる松岡!!

何とか誰も歩いていない山道を見つけ、身を潜める松岡。
松岡「さすがに、ここまで追ってこないだろ・・・」
息を乱しながらも、山道をずんずんと突き進んでいく。


しかし、二戸キャップは松岡の行動を読んでいた。
二戸「山の方に行きそうだね。松岡君を山頂の方に追い込もうか」
島の様子を確認するため、
見晴らしの良い頂上に松岡が向かうと予測した二戸キャップ。

そんな包囲網があるとも知らず、ずんずんと山道を突き進む松岡。
二戸キャップの予想通り、山頂を目指していたのだ。
松岡「ああ、もうすぐ頂上じゃない?」
山の頂上が見えてきた、と同時に怪しい人影も。
松岡「うわ!!刑事だ・・・」
慌てて逃げる松岡。


しかし、松岡の姿も刑事にしっかり見られていた。
山中での激しい逃走劇の結果・・・
松岡「ああー!!」
なんとスタートからわずか1時間、松岡逮捕!!
松岡「なんで頂上なんかにいるの・・・」
まさかこんなところに刑事がいるとは・・・。

松岡逮捕の朗報を聞いた二戸キャップは、
二戸「読みがピッタリだったな!」
と、ご満悦の様子。
そして、次の狙う相手を達也に向けていた。
果たして、その作戦とは!?