| 従業員の方が 2 人に声をかける。
「さばいてみるかい?」
その言葉に早速挑戦しようと頼れる達也がその役を買って出た。
だが、いつもと違ってちょっぴり逃げ腰になる達也。
その理由は、真ダラの口の中にあった。大きく開いた口の中から魚の尻尾が出ていた。どうやら真ダラが飲み込んだらしい。
腹を割いたら何が出てくることやら、不安を抱きつつ包丁を入れると
中から出てきたのは白い物体だった。これは、もしや・・・
そう、白子である。
タラの白子は細かいヒダが菊の花のようなので、 菊子と呼ばれ珍味として
重宝されている。 |