国分も大いに期待した氷室の氷。だが、ようやく待ちに待った真夏の日、氷室を開けて中を掘り出すが、そこには何も残っていなかった・・・。
いったい何がいけなかったのか?初めての氷室作りは失敗に終わってしまったが、翌日さっそくその原因について調べるため、山口が天然氷を扱う「三ツ星氷室」を訪ねた。
山口「この下に氷が埋まってるわけですね・・・!」

実際に氷を見させていただくと、やはり全ての氷が原型をとどめているわけではないが、しっかりと冷たい氷がおがくずの中から顔を出した。
山口「すっごいなぁ〜」
話をお伺いした結果、氷室の失敗の要因は、まず村ではおがくずではなくもみがらを使って保存したため、空気も一緒に閉じ込めて温度が下がりきらなかったこと。そして地下に作ったため風通しが悪かったことなどがあげられた。

この失敗を生かし、来年こそは村の氷を夏に味わいたいと意気込む山口。
しかし、今年は今年。ということで、三ツ星氷室でいただいた氷を持ち帰り、さっそくかき氷をいただく。
長瀬「うまぁ〜い!!」
山口「でもやっぱ村の氷でやりたかったなぁ・・・」

悔しい気持ちは来年へ持ち越し、今日の夕げの準備に取り掛かる男たち。