迎えたこの年の夏。昨年と同様に細い茎を間引きしていると、新たな敵が…。
達也「これ、やばいね」
せっかく育ったアスパラガスの茎の内部が虫によって食われていた。このままでは、大きな被害に成りかねない。
そこで、夏中の見回りと、予防のための木酢液散布を徹底し、何とか被害は2本のみで食い止めた。

そして冬を越して、迎えた栽培4年目の春。
城島「わぁ〜太い!これすごいね!」
苦労して育てたおかげで、グリーンアスパラガスの若茎は太く大きく生長していた。その若茎の太さは最大2センチ。収穫仕立てを生で一口。その味は!?
達也「甘いな!」
収穫後、数時間しか美味しく味わえないと言われる生のアスパラガスは、とても甘く、瑞々しい食感。

さらに若茎が地上に出始める頃、土を盛って遮光して、つくっておいたホワイトアスパラガスも収穫。いざ調理へ。
採れ立てのアスパラガスを茹で、そして達也は炭火で丁寧に焼いていく。
達也「中がすごい柔らかい!」
城島「おいしい!」

豊かな香りと味覚、アスパラガス。長い年月と手間をかけたその味は、とても奥深いものだった。