飼い主以外の人にも怖がらずにハンドリングすることができたら、続いては、おすわりのトレーニング。犬を落ち着かせ指示を待たせるトレーニングの第一歩だが、言葉でいうだけでは、当然まだおすわりをすることはできない。
しかし、ここで先生のアドバイス。
辻村先生「フードを鼻先に近づけて、上に手を持ち上げていく」
その言葉通り、達也が行うと、おすわり成功!
これは犬の骨格を利用したもの。興味ある物を使い背骨を反るほどにさせれば自然とおすわりの形になる。

そのコツを掴み、次々と、子犬たちはおすわりに成功していく。
が、落ち着かない子が一匹。
辻村先生「てんてんが!」
おすわりの練習もせずに、駆け回ったり、服に噛み付いたりと、自由放題のてんてん。
達也がおすわりさせようとしても、全くいうことを聞かない。どうしたものか…。

そこで後日、達也はてんてんのいる小林さん一家のお宅を訪ねることに。
突然の来客でビックリしたのか、はやくも興奮状態のてんてん。
そんなてんてんが、小林家にやってきたのは5ヵ月前。
ずっと犬を飼いたかった弦暉くんにとっては弟のような存在。夏休みには日記をつけ、てんてんの成長を何よりも楽しみにしているという。