猛暑が続く8月のある日のこと。
茂子家は、何やら騒がしく…
子供たち「母ちゃん!お化け屋敷行きたい!」
と、夏の風物詩でもあるお化け屋敷に行きたいという子供たち。
そんな子供たちに茂子は…
茂子「公園のお化け屋敷よりもっと怖いもん見せたるから…」
こうして、子供たちには内緒で始まった茂子家のお化け屋敷計画。
果たしてどんなお化け屋敷となるのか?

夜を迎えた茂子家。
子供たちは居間で夏休みの宿題中。
宿題に飽きはじめた子供たちの前に突然現れたのは…。
庭を横切る、ゆらゆらと揺れる謎の火の玉!!
突然の出来事に子供たちも茫然。
果たして、この謎の火の玉の正体は!?

実はこれは、茂子が作った火の玉もどき。
使ったのは、近くのスーパーでもらった無料のドライアイスと拾ったマグネシウムのネジ。
まず、ドライアイスを削って丸くし、上から穴を開ける。
マグネシウムのネジを細かく削り粉末にしたものをドライアイスの穴に入れ、着火。
これを隣の部屋の縁側から、物干しざおと釣り糸などで操っていた。
この火の玉は、マグネシウムと二酸化炭素の酸化還元反応を利用したもので、茂子オリジナル火の玉だった!!