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しかし、つながる命は、チャコだけではない。
一同が向かったヤギの繁殖スペースにいたのは、約1年ぶりの再会となる、さくら子。
そのお腹には、新しい命が宿っていた。
さくら子は2007年の春に八木橋とマサヨの間に生まれた三つ子の長女。
お年頃となり、昨年11月、この伊香保グリーン牧場に嫁入りしていた。
城島「久々に会ったら、お母さん」
お腹の子の父親はアルパイン種のマイティ。
ヤギの妊娠期間は約5カ月だが、さくら子は既に人間でいう臨月だった。
達也「元気な赤ちゃん産んでよ」
その一週間後、さくら子は元気なオスの仔ヤギを出産。
ふるさとの命は、こうしてつながっていく。 |
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