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そして六ヶ所村は、使用済みの核燃料の再処理工場など、エネルギーに関する施設が集まる。
隣の東通村には原子力発電所があり、2005年に運転を開始。
今は停止中だが、全国の原発から出た使用済みの核燃料を集め、ウランとプルトニウムを取り出し、再エネルギー化する。
使用した工具や服など放射性レベルが低いものは、地下12mの地中に埋め、高いものは貯蔵される。
しかし、度重なるトラブルから実用化はいまだされていない。 |
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太一「風力発電が見えるよ!」
それは、高さ100m、羽の長さ32mにもなる風車。
陸奥湾と太平洋に挟まれ、高い山の無い六ヶ所村は、風の通り道となり、夏は太平洋から“やませ"、冬は津軽海峡、陸奥湾から強い“季節風"と、年間を通じて安定した強い風が吹く地形。
そのため村には全部で77基もの風車があり、その数日本一。
これで、年間約7万世帯の電力を総出することが出来る。
現在は、世界初の電力を安定して供給できる蓄電池も備えられている。
太一「これからは、風力発電にも頼る時代になるんだろうね」
次世代はクリーンエネルギーへ。
そして、この馬産の地で道子を待ち受けるものとは… |
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