そこで長瀬からの提案が、
長瀬「ウォーターサーバーは?でっかいペットボトルみたいな」
商店街沿いのホテルから、2本の空きボトルを譲っていただく事に。
ここで、ペットボトルロケットの仕組みのおさらいを。
ペットボトルロケットの燃料は、水と空気。
ボトル内の圧縮された空気が、水を一気に押し出す力で飛ぶ仕組み。
早速、商店街の空き店舗で、自転車の改造に取りかかる。
ホテルからお借りした2本のペットボトル、さらに20本を追加し、合計120本に。

と、そこに駆けつけてくれたのは、宇宙飛行士・毛利さんも一目置く、ペットボトルロケットのスペシャリスト、片岡鉄雄さん。
岐阜県の航空宇宙博物館で教室を開く、ペットボトルロケットの第一人者。
大きなペットボトルについて伺うと、
片岡さん「持続する時間が長い」
中に入れる水と空気が多くなる分、噴射する時間が長くなる。
つまり、推進力が持続する、ということ。

ブースター用のボトルに入れる水の量は3分の1、約4L。
通常のペットボトルのおよそ4倍!
そして、圧力により耐えられる昔の炭酸ペットボトル120本を補充し、多段式ブースターをセット。
今回は増えた分の20本を全てブースターに回す。
これで完成!DASH特製ペットボトル自転車・2号機!