続いてのステップ。
山下先生「特定の合図を出すと、お弁当がどこかにあるかもしれない」
松岡「例えば、探せ!って言葉を合図にすると、その言葉でお弁当を探すようになるってことですね」

「待て」の合図で我慢させ、「探せ」の合図で弁当箱に向かうように覚えさせる。
お弁当箱を見つけたら、明るい声で褒めることも大切。
この一連の流れと共に、合図となる言葉の意味を分からせる。

松岡「楽しんでトレーニングってことですね」
山下先生「無理やり命令してやってもつまらない。しかも自分の鼻で見つけた達成感がいい。これを都会生活でもつくってあげれば」
松岡「それで北登が若返ってくれれば嬉しい」

それから4ヶ月間、北登のトレーニングの日々が始まった。
犬本来の能力を活かした、このトレーニングで北登は元気に若返ることができるのか?

4か月後の12月。やって来たのは都内の広い公園。
松岡「ほっくん、だいぶクンクンさせるようになった?」
今までより広い公園で、隠せる場所もいろいろ。
かなり離れた距離で、トレーニングの成果を見る。
アロマのにおいがしみこんだ弁当箱を、北登から150m離れた所に隠す。