さらに、前泊さんが持ってきたのはサメのアゴ骨。
5mクラスのサメのアゴだというが、その大きさは達也と城島二人の顔が、すっぽりと入ってしまうほど。
そして、サメの駆除だけでなく、操船の仕方も学べると、船舶免許を持つ達也が操船し、いざ、捕獲ポイントへ!
前泊さん「ここらで(サメの)仕掛けを入れようか」
その場所はもともと、漁師の一本釣りのポイント。
たくさんの魚が集まる豊かな漁場だったのだが、サメが増えて、ほとんど漁が出来なくなっているという。

使うエサは、イタチザメの身をブロック状に切ったもの。
前泊さん「イタチザメは共食いする」
達也「(身が)もの凄く臭いんだけど」

これだと、あまりの強烈な匂いに他の魚は食いつかないため、イタチザメだけを狙うことが出来るのだと言う。
そして、使う針はアジ釣りなどに使う針のおよそ200倍!
さらに、その針を繋ぐのは、力の強いサメ用に補強したワイヤーロープ。

その漁法は“延縄漁"。
幹縄と呼ばれる1本の縄に、エサを付けた枝縄を5本から10本ほど垂らして仕掛けておき、翌日引き上げる。
そして、昨日の夕方に仕掛けたという延縄を確認しに向かう。
サメを引き揚げる際は、注意を怠ると命を落とす危険性も。
前泊さん「足下のロープはまたがないように」
サメは弱ったと思っても急に引く事がある。
知らないうちに手足にロープが巻き付いていると、海に引きずり込まれることがあるので注意。