番組開始から18年間…。
その歴史の中で、日本各地に伝わる、様々な伝統漁を学んできたTOKIO。
高知県では、たいまつを振って魚を驚かす「火振り漁」。
沖縄県石垣島では、長さ6mの巨大銛を使う「長イーグン漁」でハゲブダイを突いた。
そんな数々の日本古来の伝統漁法。その技は世界でも通用するのか?
規格外の巨大魚を求めてやって来たのは、国の面積が日本の約27倍と、国土も桁違いに大きなカナダ!
手つかずの大自然が残るカナダで、日本の伝統漁で獲って食べられるか!?

達也が最初に狙うターゲットは、カナダの巨大ダコ!
使用する伝統漁は石川県能登半島に100年以上も前から伝わる「たこすかし」。
先端にカニがついた竹竿を、岩の隙間に入れタコをおびき寄せ、熊手で引っかけて獲る伝統漁。果たしてカナダの巨大ダコにも通用するのか?
達也は巨大ダコが多く生息しているというカナダ西部のバンクーバー島へ向かう。

巨大タコ獲りに協力してくれるのは、漁師歴27年のブレディ。
早速、「たこすかし」に使う竹竿を見せるが・・・。
ブレディさん「こんなので捕まえられる訳ないだろう!タコの大きさを知ってるのか?」
石川県能登半島のタコは大きくても30cmほどだが、ブレディによると、この辺りのタコは最大で3mにもなるという。