2014年4月13日 放送内容DASH ご当地PR課 ~段ボールの町、埼玉県川口市で巨大空気砲どこまで飛ばせるか!?~

高知県須崎市では、名物の竹を使って、巨大竹水鉄砲を、ゴムの町として知られる鳥取県岩美町では、巨大ゴムパチンコを作り、様々な挑戦を行ってきたTOKIO。
それらの挑戦に欠かせなかったのは、その土地ならではの名産品。
そこで、TOKIOが、日本各地の町でご当地名物をPRする新企画始動!
その名も、『DASH!ご当地PR課!』
今回、TOKIOが挑むのが、段ボールで作る巨大空気砲!
そこで、松岡と長瀬が向かったのは、埼玉県川口市。
川口市は、古くから鋳物の町として知られ、マンホールの蓋や、東京オリンピックの聖火台も川口市で作られている。
そして現在。そんな伝統的な鋳物に代わる世界に誇るものが、段ボール。
埼玉県は、段ボール生産量が全国1位で、その生産の中心が川口市。
長瀬、松岡の2人は情報を集めるべく市役所へ。
市長にお話を伺うと、
市長「埼玉県で一番段ボールを作っているのがレンゴーさん」
川口市にあるレンゴー株式会社は、約5600坪という広大な工場を持ち、1日の段ボール生産量は、東京ドーム14個分の面積にもなる。
さらに、日本で最初に段ボールを作った会社でもある。
現在では、1日で400種類以上の様々な段ボールが、生産され、その中には、衝撃に強い緩衝剤材段ボールや、特殊な防水加工を施した防水段ボールも。
長瀬「すげえ!水がこぼれてない!」
水揚げされたばかりの魚も、そのまま段ボールに詰めて、冷凍車に乗せ、出荷できる。
松岡「紙なのにスゴイ!」
そんな段ボールの材料は、約98%が、古紙からのリサイクル。
回収された使用済みの段ボールを水で溶かし、ドロドロになったものを薄く伸ばして乾燥させる。
その後、薄い紙となった段ボールの原紙をローラーで巻き取っていく。
こうしてできた原紙にギザギザのついたローラーで段を作り、さらに、2枚の厚紙で挟んで、普段よく見るあの段ボールの完成となる。
段ボールの持つ丈夫な上に何度衝撃を与えても壊れない特性。
そんな段ボールをPRできる、うってつけが空気砲。
段ボールの箱に丸い穴を空け、中に煙を充満させ、箱を叩くと煙が一直線に飛んでいく、科学実験などでもおなじみのもの。
まずは、手持ちサイズでシミュレーションすることに。
叩くと、同時に煙の輪が発射され、一直線に飛んでいく!
松岡「すげえ!」
この煙の輪は外側に向かって渦を巻くように、回転しながら進みまっすぐに飛んでいく。
この煙の輪、もっと大きな段ボールでもできるのか!?
実験場所としてやって来たのは、川口市の名所、川口オートレース場。
風の影響を受けない屋内の練習場で、1辺の長さが2mの大きさの巨大空気砲を作る。
段ボールの箱の中に、大量の煙を充満させ、いざチャレンジ。松岡と長瀬がタイミングを計り、段ボールを叩いたり、体当たりしてみる。
しかしどうしてもタイミングにズレが生じ、段ボール内の空気が乱れ、煙がうまく吐き出されない…。
長瀬「ちゃんと輪っかにならないね」
重要なのは、箱を押すタイミング。
松岡「後ろから押し出すのはどう?」
長瀬「ところてんみたいに、平面で押す?」
作戦を変更し、段ボールで即席で作った巨大ところてん式空気砲を作成。
松岡・長瀬「せーの!」
均等に押し出された空気は勢い良く渦を巻き、キレイな輪っかに。
松岡「完璧!でかい輪ができた!」
これも、十分な強度を持ち、大きさも自由自在な段ボールだからこそならば、その限界を知りたい!
巨大ダンボール約220枚、重さ約1.6トンの段ボールを使って、巨大空気砲を作ることに!
世界に誇る川口市の段ボールをPRしたいと、市役所の職員、地元、日光御成道祭りのPR隊など川口を愛する者達が集結。
さらに空気砲の組み立ては、川口市の鳶職人が指揮をとり、鉄の骨組みで補強しながら立てていく
1枚1枚、丁寧に作り上げ、作業開始から11時間後、川口市の夢をのせたドリームボックスがついに完成!
長瀬「でか~!」
通常の空気砲の約5000倍!高さ10mの巨大空気砲!!
ところてんシステムも巨大化し、空気を押し出す足下に車輪をつけることで勢いよく押し出せるように改良。
この巨大空気砲は、何m先のローソクを消すことができるのか?
まずは、30m先に城島リーダー人形と、その手に火をつけたローソクを設置。
いよいよ、実験開始!!
その巨大さ故、箱の中へ煙を入れるのも10分がかり。
箱の中に煙が充満したら、準備は万端。
TOKIO含め総勢30名で一気に押し出す!
空気を押し出すのは川口市を愛し、川口市とともに生きる人たち。
さらに地元ゆるキャラのきゅぽらんも協力し、前代未聞のチャレンジ。
果たして、ローソクの火を消す事ができるのか?
そして、カウントダウン開始!
総勢30名がタイミングを合わせて、空気を押し出す!
そして、勢いよく押し出された巨大な空気の塊は、渦をまき、しっかりときれいな輪っかになり、ローソクに向かって一直線!
長瀬「火が消えた!しかもカツラが取れた!」
見事、ローソクの火を吹き消し、さらに城島リーダー人形のカツラも吹き飛ばすことに成功!!
30mを成功させた男たちは、さらに距離を伸ばし50mに挑む!
果たして、川口市の力は届くのか!?
川口市が力を合わせ、思い切り押し出した空気は、この日1番の見事な円を描き、ローソクを持つ城島人形へ一直線。
しかし、惜しくも火を消すことができなかったが…!
長瀬「火は消えなかったけど」
松岡「カツラが飛んだ!」
段ボールの町川口市で作った10m巨大空気砲は、50m先のローソクの火は消せなかったが、カツラを飛ばすことができた。
こうして、見事役目を果たした巨大空気砲は解体され、使用されたダンボールはリサイクルするため回収。
新たなダンボールに生まれ変わるべく、再びレンゴー株式会社の工場へ運ばれていった。
DASH!ご当地PR課!果たして次の町はどこへ?
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