2014年8月3日 放送内容DASH島 無人島を開拓できるか!?

この日、朝から強い雨が降り続くDASH島。
そこに上陸した達也は、一人、食料調達の準備を進めていた。
島の南の突端で、今年初めての素潜り。
今年のDASH島の海は、なかなか水温が上がらず、
7月でも20℃弱という冷たさ。
しかし、海藻が生い茂る、島きってのこの漁場には、
小さなメバルの群れ、干物で美味いスズメダイ、
そこに紛れて、煮付けで美味い縦縞模様のイシダイの姿も。
そんな絶好の漁場だが、この日は潮の流れが想像以上に速く、
これでは潜っても、自分の体をキープすることさえできず、
魚を追うことができない。
そこで、島の突端を回り込み、岩場に囲まれた島陰へ移動。
すると、海の中は一変、
海藻がゆったりと揺れる程度の穏やかな潮の流れに。
そして、達也には獲物の見当がついていた。
水深およそ5m、海藻をかき分け獲ったのは、岩陰に隠れていたウニ。
これまで何度も獲ってきたウニだが、
達也「これは美味しいウニです」
これまで島のウニといえば、ムラサキウニ。
しかし、その身はスカスカ、お世辞にも美味いとは言えなかった。
一方、今回の獲物は、その色から名がついた“アカウニ"。
九州では、最も美味いウニと言われ、
値段はムラサキウニの1.5倍ほどで、旬もまさに夏。
しかもこの岩場には、そんなアカウニがたくさん潜んでいる。
一人分の食料は充分確保したが、達也は海から上がろうとしない。
潜り続けるのには、ある理由が…。
道具をノミとハンマーに持ち替え、今度は浅い岩場へ。
島陰とはいえ、水深が浅くなるほど波立ち、
岩に打ち付けられる危険もある中、狙う獲物はこんな場所にこそ豊富。
そして、捕えた獲物は、もはやこの島の夏の定番・イワガキ。
達也「これで茂ちゃんに頑張ってもらおう」
というのは、4週間後に控えた、夏の大役のこと。
24時間マラソンに向け、東京でトレーニング中の城島。
とはいえ、あと3か月で44歳。
そろそろ疲れが溜まり始めたその体に、
たんぱく質が豊富な牡蠣と、ビタミンの宝庫・ウニで、
少しでも精を付けてもらいたいという、達也の思い。
その前に、松岡作“思い出まな板"で、
獲ってきたウニの中身の具合を確認。
しかしこの日、島には達也一人。
松岡をはじめ、料理自慢が誰もおらず、包丁で上手く捌けない。
達也「めちゃくちゃ硬てえよ、このウニ」
ならば、棟梁・達也、使い慣れたトンカチで包丁の背を叩く荒業。
やっとこさ棘を開き、肝心の身の入り具合はどうか。
達也「海藻だ。海藻を食べてるんだね」
そして、その海藻を取り除くと、肉厚な身が詰まっていた。
含まれるビタミBには、疲労回復を早める効果があるとも言われる。
では、そのお味は、
達也「味が濃いね!すっげーうまいよ」
でも、どうすればこの新鮮な状態を、城島に味わってもらえるのか。
そして数日後、マラソン練習の合間をぬい、城島が一人、島に上陸。
と、舟屋の入口に掲げてあったのは、木版の書き置き。
「シゲちゃんへ。ぜひ 浮きをあげて♡次男」
城島「次男…TOKIOの二番目、ぐっさんからや」
達也の言う浮きとは、以前、タコを獲るための仕掛けを、
様々沈めておいた、港跡の浮きのこと。
全く状況が掴めないまま、
ひとまず、浮きに繋がれたロープを引き上げる城島。
すると、その先には、網に入ったいくつもの牡蠣やウニが。
城島「ぐっさんが潜って獲ってくれたんや」
そう喜びながらも、理由が見当たらない城島…。
だが、せっかくなので有難く頂くことに。
まずはイワガキに火が通る間に、旬のウニに舌鼓。
豊富なビタミンと鉄分で、疲労回復、暑さにも強くなれるはず。
城島「島のウニ、こんな美味しいんや」
続いて、タンパク質とカルシウム豊富なイワガキ。
走り疲れ、壊れた筋肉も回復してくれるはず。
これで、達也の思いは城島に伝わったはず?
城島「これで“ダジャレを言え"ってことかな?
この美味さホームラン級、カキーンってね、牡蠣だけに。
あ、この時季は、夏季やね、牡蠣だけに…」
どこまでも鈍い男、城島だった。
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