2014年11月30日 放送内容DASH 0円食堂 ~佐賀県~

日本全国捨てちゃう食材探して料理旅!DASH0円食堂!
相棒のキッチンカーと共に、佐賀県!
佐賀県と言えば、思いつくのが佐賀牛。
そして、
城島「干潟!」
佐賀県に面している有明海は、最大6mの干満差によってできる、
日本一の干潟。
やって来たのは、<道の駅太良(たら)>。
地元で採れた新鮮な野菜や、日本一の生産量を誇る有明海産の海苔。
さらに、太良町名産のミカンは、70軒を超える農家さんごとに、
すべて味見ができ、食べ比べた上で、好みのミカンを買うことができる。
早速、2人が見つけたのは、
長瀬「竹崎カニ!」
生簀(いけす)に入っていたのは、太良町名物で、ワタリガニの一種でもある竹崎カニ。
城島「脚がとれたカニとかありそう」
さらに、野菜コーナーで城島が見つけたのは、
城島「白石レンコン!知り合いいるかも!」
その知り合いとは、
1年前、出張DASH村で、同じ佐賀県の白石町を訪れた時にお世話になった、
城島と同じ名前の、レンコン農家の久原茂さん。
その時、レンコンの先は切り取って捨てていると教えてもらっていた。
城島「訪ねてみよう!」
そして、卵を見つけた長瀬。思いついたのが…名産の竹崎カニと卵を使って
長瀬「かに玉!」
目指す料理が決まったところで、ここからは2手に分かれ、
捨てちゃう食材探しへ!
城島は、白石レンコンの農家さんの茂さんに会うため、白石町へ。
しかし、畑には茂さんの姿はなく、機械だけが動いていた。
この機械は、1年前に城島も使っていて、見覚えがあった。
茂さんのご自宅前に行くと…
城島「茂さん!」
久原さん「お久しぶりです!」1年ぶりの再会に喜ぶ城島。
事情を説明すると、廃棄する予定だったレンコンの端っこが
あるというので、保管してある倉庫を見せて頂く。
久原さん「これが規格外」
レンコンを出荷するため、箱詰めする際に、端っこの小さいものや、
形の悪いレンコンを、規格外としているとのこと。
見た目は悪いが、もちろん食べられる。
規格外の白石レンコンをゲット!
一方長瀬は、竹崎カニを求め、竹崎漁港へ。
長瀬「カニは、鳥取で頂けなかったからリベンジ」
1年前、鳥取県を訪れた際、松葉ガニの捨てちゃうところを探したが、
甲羅しか手に入れることができなかった長瀬。
今度こそ、カニの捨てちゃうところを手に入れる事ができるか?
しかし、漁港に人の姿は見えず…。
そこで見つけたのは、
長瀬「カニ直売所!」
生簀(いけす)には、目的の竹崎カニが。
直売店にいたカニ漁師の下釜重子さんにお話を伺う。
重子さんは40年のキャリアを持つ、ベテラン漁師さんで、
『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』の「ダーツの旅」のコーナーに
出演した事もあるという!
そんな重子さんに本題を切り出すが…
重子さん「カニは無かよ!カニは最後まで使うもん」
との事。今回も捨てられるカニはゲットできないのか…!?
その頃、城島は…
城島「海苔行きたいな、有明海の海苔」
佐賀県は、海苔の生産量が11年連続で日本一を誇り、
有明海の干潟の干満差を利用することで、柔らかく、甘みのあるのが特徴。
そんな海苔を作っている「たら海苔生産事業所」にお邪魔すると、
女性「あ!城島さん!TOKIOの0円食堂だ!」
従業員の前原美和子さんにお話を伺う。
残念ながら、責任者の許可を得ていないので、加工場には入れなかったが…
前原さん「捨てるものありますよ!」
0円食堂の事を知っていてくれた前原さんによると、
去年獲った海苔で、売れ残ってしまい、
試食としても出せない海苔があるという。これらは色が変わりやすく、
日持ちもしないため、捨ててしまうとの事。
城島「有明海の海苔、ゲットしました!」
その頃長瀬は、カニを諦めきれず、まだ漁港にいた。
漁師さんらしき人が入っていくのを見て、再び直売所へ。
直売所にいたのは、漁から戻ってきたばかりの宮﨑さん夫妻。
宮﨑さん「いらないものが欲しいんでしょう?」
0円食堂を知っていた宮﨑さんに、船の生簀(いけす)を見せて頂く事に。
宮﨑さん「これで良かったら」
と、見せてくれたのは、脚がとれてしまった竹崎カニ。
売り物にはならないが、知り合いにあげることができるので、アウト!
すると、宮﨑さんが見せてくれたのは、イシガニ。
竹崎カニより、一回り小さいが、同じワタリガニの一種。
網にかかっても、流通することも無く、捨てられてしまうことが多いという。
長瀬「カニはカニですよね」
こうして、念願のカニをゲット!
その頃城島は、道の駅で見つけた「田嶋ハム工房」へ。
そこでは、ハムやソーセージの加工以外にも、豚を丸ごと1頭解体し、
各部位ごとに分けて、豚肉自体の販売も行っている。
そこで、社長の田嶋さんが冷蔵庫から持ってきてくれたのは
田嶋社長「豚の腹脂。豚の内臓についている脂なんですよ」
豚を部位ごとに切り分ける際に、背脂などは、ラーメン店に卸しているが、
お腹の周りについた腹脂は、需要もないため捨てているという。
城島「希少部位ですよね。腹脂、ゲットしました!」
その頃長瀬は、毎日6万個の卵がとれる伊東養鶏場。
毎朝採れた卵は、専用の機械で、洗浄・消毒を行い、
その後、サイズごとに選別し出荷しているという。
スタッフの方に事情を説明すると、鶏が卵を産む際に
卵を受けるケージに当たった衝撃で殻がひどく割れてしまい、
商品にならないものがあるという。それらは保存もきかないため
捨ててしまうということで、0円食材として頂く事ができた。
長瀬「これを使わせていただきます!」
こうして、佐賀県太良町周辺で集めた、捨てちゃう所いろいろ。
長瀬「具材も揃ったから、かに玉いきますか!」
まず、漁師さんから頂いたイシガニを茹で、殻を外して身をほぐす。
殻が割れてしまった卵を溶いて、ほぐしたカニの身と、
レンコン農家の茂さんから頂いた規格外のレンコンを刻んだもの、
さらに、豚の腹脂を炒めたものを混ぜ合わせて、フライパンで焼く。
長瀬「めっちゃうまそう!」
さらに、カニの殻からとった出汁に、醤油、みりん、酒で味付けし、
とろみをつける片栗粉、最後に卵の白身を加え、あんを作る。
それを焼いた卵にかけて、仕上げに、ほぐしたカニの身を乗せれば、
長瀬「完成!」
『0円かに玉』のできあがり!
さらに、もう一品。
レンコンを細かくすりおろし、そこに、片栗粉を加え、醤油、味噌で
味を整えたら、卵と混ぜ合わせて生地を作る。
城島「レンコンをすって、磯辺焼き風に」
生地をフライパンで焼き、城島が頂いた去年の有明海産の海苔で巻けば、
レンコンをすることで出る、モチモチ感を活かした
『白石レンコンの磯辺焼き』の完成!
料理が出来上がったところで、食材を分けて頂いた方々と一緒に…。
一同「いただきまーす」
まずは、イシガニで作った『0円カニ玉』。
長瀬「美味しい!レンコンもシャキシャキ!」
宮﨑さん「カニの味がよく出ています」
続いては、『白石レンコンの磯辺焼き』。
長瀬「食感がいいね。モチっとしてて」
そして、城島…
城島「太良(たら)町で皆さんに出会えなかったら・・・
こんなに美味しいものができなかったんですよ」
一同「・・・」「・・・」
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