2017年3月5日 放送内容DASH島 無人島を開拓できるか!?

この日、浜では、大きな仕事が待っていた。
松岡「レンガに潮水かかるといけないからね」
反射炉計画で、島に運び込んだ1万個の耐火レンガ。
これらを台船から下ろすだけで一日がかりの作業で、
浜の波打ち際の並べるのが、精一杯だった。
松岡「レンガを浜の高い場所に持っていこう」
というのも、潮の干満差が大きいDASH島。
大潮の日には、ここは海の中。
このままでは、レンガは完全に潮水に浸かってしまう。
濡れたレンガを炉に使えば水蒸気爆発の可能性も。
そこで、満潮でも波が届かない場所へレンガを移動する。
レンガの下のパレットに丸太を通し、8人掛かりで。
この方法で過去に約300キロの石橋の土台も運んだ。
しかし、
達也「あ!丸太が折れた!」
しかも進んだのは、わずか5cm。
そこで、
達也「丸太を並べて転がそう」
それは、ピラミッド建築などにも使われたという、『石引き』。
丸太をタイヤ替わりにする運び方。
日本でも20tを越す江戸城の石垣の運搬にも用いられた。
しかし、砂利の浜で丸太は転がりにくい。
そこで、足場板を敷き進路を確保する。
さらに、開拓で重宝してきた滑車を使えば、引上げる力は4分の1で済む。
急斜面を20m、500kgのレンガを引き上げられるか?
松岡「レンガの下に丸太を敷かなきゃ」
まずは、テコの原理でレンガを持ち上げ、パレットの下に、丸太を差し込む。
さらに、進路にも丸太を並べていく。
これでロープを引けば、レンガは、丸太の上を進むはず。
江戸時代には、およそ300人が息を合わせ、巨大な岩を引上げた。
無人島では、達也と力自慢の精鋭スタッフがロープを引く。
その力が、滑車を伝わり500kgのレンガを動かすはず。
引き始めて間もなく、ロープにテンションがかかり、
少しずつ丸太の上のレンガを引上げていく。
その動きに遅れぬよう、テンポよく丸太を送り込むのは、
小回りがきく足立と、リーチが長い松岡。
が、
達也「ちょっと待って!落ちた」
先行するはずの松岡の丸太が徐々に遅れ出し、レンガが落ちてしまった。
再びテコで持ち上げ、丸太を入れていくが、浜は急斜面。
丸太は次々と転がり落ちてしまう。
それを拾っては入れる、無駄が多い作業。
繰り返すうちに体力も限界に。
作業開始からおよそ1時間。
大人7人掛かりで、ようやくレンガの山を1つ運びきった。
息つく暇もなく、次のレンガを引く…が、やってみて分かった。
松岡「一つずつバラバラに持って行った方が早いと思う」
日暮れまで作業し、残りはあと76回。
別の日にはスタッフが作業に当たる。
ベテランAD足立を中心に、筋トレが趣味のAD佐藤、
さらに期待の新人、沖縄出身、生粋の島人・AD盛。
ベテランと新人が力を合わせ奮闘するが、
なかなか上手く噛み合わず、残りは56回…
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