2017年3月19日 放送内容新宿DASH ~大都会に人と生き物たちが一緒に暮らせる未来の街をつくれるか!?~

新宿区高田馬場の屋上にあるTOKIOのベース基地。
その屋上の畑に蒔いたカブとほうれん草が芽吹き、
それを食べて間引いてくれるヒヨドリも姿を現したが、
そんなヒヨドリを追い払ってしまうカラスが出現。
そこで、同じ大学の北側の校舎の屋上に、カラスの貯食場を作った。
1週間後、その貯蓄場には、カラスが貯食したと思われる鳥の骨を発見。
太一「完全に使ってますね。あとは、ヒヨドリが畑に戻って来てるかどうか」
畑に設置した観察カメラをチェックしてみると…
城島「ヒヨドリや!」
太一「カラスがいなくなると、ちゃんと戻って来てくれるんですね」
つまり、ヒヨドリとカラスの棲み分けがきちんとできているということ。
そんなヒヨドリが間引いてくれた畑のカブは、
達也「間引き感覚がちょうどいい。いい感じ」
ヒヨドリが間引いてくれたことで栄養をたっぷり吸い込み、
カブはすくすくと成長し、茎の根元には膨らみが。
一方、カブと同じく、クリスマスにまいたほうれん草の方も、
太一「元気元気」
順調に成長中。
太一「ベビーリーフってやつですね」
ベビーリーフは、これからの生長に使う栄養を沢山貯めこんでいるため、
一般的なほうれん草の2倍以上のミネラルやビタミンが含まれる。
太一「小さいのに一丁前の味。これはヒヨドリも食べたい味ですね」
よく見ると、何者かが食べたと思われる葉がいくつも。
川上さん「ヒヨドリなら、もっと丸ごと根こそぎいっちゃうような感じがする」
ヒヨドリは、長いクチバシを使って茎ごと食べるはず。では一体だれが?
そこで、カメラを仕掛けて、その正体を探ることに。
後日、再び確認しようとほうれん草のハウスをどかそうとすると…
太一「なんかいる!鳥がいる!」
驚かさないよう、そっとハウスの中にカメラをしのばせると、
太一「文鳥!?」
城島「子供の頃、インコとか文鳥大人気だった」
江戸時代、海外から鑑賞用としてやってきたのが始まり。
その人なつこさから時代を越えて人気を集める鳥で、
城島がまだ幼かった昭和50年代には、手乗り文鳥が社会現象にも。
今でも、
川上さん「女の子の間では可愛いっていて流行っている」
太一「人が飼ってた文鳥ですかね?」
川上さん「おそらく、鳥かごから抜け出した文鳥かと」
城島「新宿ならではですよね」
この文鳥がほうれん草を食べた犯人なのか?
仕掛けていたカメラの映像を確認すると、その文鳥が姿を現した。
しかし、ほうれん草を食べる様子は見られず。
考えられるのは、雨宿り。
太一「ハウスは、風も避けられるし、暖かいし」
川上さん「元々インドネシアの鳥で、暖かい所が好き」
本来、文鳥は、熱帯インドネシアの田園地帯に棲む野生の鳥。
すると、畑に敷いたワラの米粒をついばみ始めた。
別名をライスバードといい、インドネシアでは田んぼが一番のエサ場。
そして、しばらく観察を続けていると、ほうれん草を食べた!
太一「完全に犯人でしょ。飼育用の餌を食べているイメージしかないけど」
川上さん「草の実だけだとビタミンが不足するので、
インドネシアではチンゲンサイなども食べてるのかもしれないですね」
暖かくて餌もあるハウスの中は、文鳥の故郷である
インドネシアに似ているということか。
そんな文鳥の可愛さに、思わず命名。
城島「チコちゃん!可愛い!」
その後もしばらく滞在した、チコちゃんはどこかへ飛び去って行った。
そして、いよいよ新宿の屋上で育てたカブとほうれん草の収穫へ!
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