2018年5月20日 放送内容俺たちのDASHカレー

DASH新企画、始動!
今回、TOKIOが一から作るもの…それは日本の国民食『カレーライス』
なぜ人は無性にカレーを食べたくなるのか?
長瀬「カレーは大好きなんだけど、そこまで掘り下げたことないんだよね」
城島「ないね、普通にあるもんやからね」
そこで、人々が多く集う穴場の店へ。
東京・下町にある立ち食いそば『みのがさ』。
店内に入ると、早朝6時半にも関わらず、お客さんでほぼ満員。
秋葉原で42年続く、この店の名物が、
長瀬「カレーライス490円」
食券を買うと、すぐに運ばれてきた。
長瀬「ステンレスの器なんすね。なんかいいっすね、オールドスクールで」
城島「めっちゃ美味しそう」
その味は…
長瀬「うーん!うまい!昔懐かしいカレーな感じがする」
城島「うん、想像通り」
そのウマさはまさに、
長瀬「みんなが知ってるカレーって感じだな。ちょっとおふくろの味も入ってるね。
辛さはそこまでない」
城島「そば屋さんのカレーって感じやね」
長瀬「ちょっとお出汁っぽい感じがね。ルーはドロドロだよね」
城島「変な中毒性あらへん?」
ウマさの秘密は、
店主「市販のルーを2つ使って混ぜてるんですよ」
城島「スーパーなどで売っているメーカーのルーですね」
店主「母がよく作ってくれたのが、この味なんですよね」
城島「思い出の味ですね」
店主「そうなんですよ。それを皆様に提供できたらなと思って」
長瀬「カレーが好きな理由って、それかも知れないですね」
城島「確かに一人一人の中に思い出のカレーってあるもんね」
さらに、そば屋ならではの作り方が。
店主「ウチでは、そばの一番出汁を入れてます」
そして、隠し味として、めんつゆも入れているという。
長瀬「だから、出汁っぽい味がするんですね」
しかも、入れるめんつゆは多め。その理由は、
店主「ウチにくるお客さんは職人さんがすごく多いんですよ」
このお店がある蔵前橋通りは、千葉方面から都内の建設現場などに向かう
職人の通り道。
店主「職人さんは汗をすごくかきますから、塩分をとってもらおうと思って、めんつゆをちょっと多めに入れてます」
長瀬「やっぱり、思いやりがありますよね、お客様に対して。
きっと僕らもそういうところに美味しいと思ってるんだろうね」
そして、グルメガイドには載らない、愛され続けるカレーが横浜に。
長瀬「マニアックな所に来ましたよ。市場にあるんだね」
城島「そっか。市場の人達が食べるカレーか」
横浜の食を支え続けて87年、東京ドーム2つ分の敷地で、年間およそ1500億円の取引が行われている、横浜市中央卸売市場。
そんな市場で働く人の胃袋を満たしてきたのが朝3時半から営業している厚生食堂。
長瀬「どんなカレーが出てくるんだろう」
と、豪快に器に盛り付けられたカレーは
長瀬「ライスの上にぶっかけるパターンですね。美味しそう」
アサリの味噌汁とセットで400円。
長瀬「これで400円って安くない?」
長瀬「しかも今までのとは色も違うし、ルーの硬さもちょっと違う」
その味は…
長瀬「美味しい!コクと言うか、深みがあるな。やっぱちょっと寝かせてんのかな。
結構、ルーが軟らかいから、米にちゃんと絡みついてるね」
城島「香りがまたちょっと違うな。なんだろうこの香り。
あと、あんまりお店で食べる味ちゃうよね、家っぽい味」
長瀬「家庭的っぽさもあるんだけど、お店っぽさもちゃんとある。
シャバシャバなのに、パンチがあるというか、コクがあるんだな」
しかし、食べても食べても分からない。この味、一体どうやって出すのか?
店主「ルーだね、きっと」
城島「ルーなんですか、これ」
店主「普通に家庭で使う市販のルーを使ってるから、ベースは家庭の味とそんなに変わらないと思う」
長瀬「でも、繊細さも感じるんだよな…。高級感があるんだよ」
店主「あとは、ちょっと違うって言えば、お出汁が違うぐらいかな」
長瀬「やっぱ出汁が入ってるんだ」
こちらのお店では、刺身を造った際に出る魚のアラやエビの殻で出汁をとり、カレーを作っている。
長瀬「だから繊細に感じるんだと思う、味が」
さらに、
城島「お肉もまた美味しいなぁ」
TOKIO・ゼロから作るカレー、肉はどうするのか?
国分「豚も育てる勢いでやらないと」
それはまだTOKIOが経験していない領域…。
こちらでは、一度フライパンで火を通した牛スジを魚の出汁や玉ねぎなどの具材と一緒に8時間煮込んでいる。
店主「牛スジは脂分が多いので、その脂が甘味になって旨味になるんです」
さらに、
店主「市場の人って、マイナス60℃の冷凍庫入ったり、氷水使ったりして、体温を奪われるから、それを補うような、ちょっと脂っ気の強いものを欲しがる」
長瀬「なるほど、温まりたいですよね。"愛“と書いて"“カレー"と読む」
城島「いいねぇ。名言が出た」
長瀬「奥が深いっすね、カレーは」
そして今回、学んだこと。
長瀬「ちょっとしたことで大きく味が変わるということは分かりましたね」
城島「どんなカレー目指すかやな」
長瀬「そうだね。市販のカレーって時点で、もう美味しいんだもんね」
城島「そう考えたら、市販のカレーのルーってスゴいね」
今まで、何でも1から作ってきたTOKIO。
でも、今度ばかりは、市販のルーの力を借りるのか…?
そして、向かったのは、カレーの研究施設。
100年以上もの間、日々ウマいカレーを追求し続けている。
でも、
社員「我々も(美味しいカレーの)正解は分からないです」
太一「…大変だぞ、これは…」
長瀬「……」
そして、長瀬は、カレー文化の発祥の地・インドへ!
ついに、男たちの熱きカレーづくりが始まった!!
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