原 木

炭となるDASH村の樹木

コナライタヤカエデアカシデホオノキアカマツクリヤマザクラ


コナラ ブナ科コナラ属

 DASH村の山に最も多く生えている木で、木自体の比重が大きいため目が細かく大変硬い炭になる。
 また、マクロの孔の径が小さく、孔の壁が厚いため、燃焼速度が遅く、一定温度で燃焼を持続し、火持ちがよいという特徴があり、バーベキューや、かば焼、焼き鳥などに最適。

鑿

イタヤカエデ カエデ科カエデ属

 秋、紅葉の美しい木で、木自体の目が細かく、緻密で強靭なため、家の床板やスキー板、ラケット枠、ボウリングのピンなどの運動具、バイオリンの裏板などの楽器などに重宝される。
  また、炭の原木としてもその硬さより重宝されている。

鉋

アカシデ カバノキ科クマシデ属

 肥沃で湿潤な平地から山地に生える落葉高木。
古くより炭の原木として知られ、炭木として適している。
また、庭園の雑木や盆栽として、さらにシイタケ栽培にも利用される。

両刃鋸

ホオノキ モクレン科モクレン属

 山野でよく見られる高さ30メートルにもなる落葉高木で、特徴は、その大きな葉。枝先に直径30センチほどの大きな葉を傘のようにつける。
日本固有の木で、材は軟質で均一なため細工がしやすく、家具調度品やまな板によく用いられ、また下駄の材料としても知られる。
そして、炭にしても上質で特に金銀を研磨する際に使われる。

金槌

アカマツ マツ科マツ属

 マツなどの針葉樹はマクロの孔の径が大きいため、できる炭は軟らかいのが特徴。
孔が大きいため酸素が炭の内部に進入しやすいため火付きがよく、すぐに高温を得られる。
このため、鍛冶屋などで用いられる。


小槌

クリ ブナ科クリ属

 比重が大きく、硬く締まった炭となるため、コナラについで炭木に適しているといわれる。


小槌

ヤマザクラ バラ科サクラ属

 昔から日本人に親しまれてきた山地に生えるサクラで、春、淡紅色の花を咲かせる。
樹皮は色つやがよいため、特に小箱などの外側にはるのに用いられる。
  また、サクラ材は硬く良質であるため、器具・家具・建築材、版画の版木などに重宝される。

小槌