| 扉を開けると、誕生した二頭の仔やぎは、元気よく、小屋の外に飛び出していきました。 初めて足を踏み出した小屋の外。おそるおそる、あたりを見回しながら、初めて直接触れる日の光を眩しそうに受けて古民家のほうへ向かっていきます。 まだ、真っ直ぐには歩けません。横向きに飛び跳ねながらぴょこぴょこと、それぞれ離れないように距離を保ちながら移動します。 |
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| 古民家の石段の前にやってきました。ここで驚いたのは、生まれてまだ10日ほどだというのに、もう、目の前に立ちはだかった石段をのぼろうとしていたこと。 石段の上にマサヨがいるわけでも、おいしいものがあるわけでもありません。それなのに、何とかして人の膝ほどの高さの石段の上にのぼろうと、飛び跳ね、倒れても、倒れても、挑戦しています。そして、二頭でかわるがわるに石段に立ち向かっていきましたが、それが難しいとわかると、今度は、少しでも低いところを探そうと、きょろきょろし始めました。 結局、段が二段になっているところから、何とかのぼり、石段の上に立つことができたのですが、これには成長のはやさを思う以上に、まだ生まれて間もないのに、少しでも前進しようと挑戦する気持ち、何とか工夫して目的を達成しようとする意気込み、そして、生きようとする力強さを見ました。 |
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| 日当たりのいい斜面には、鮮やかな黄色の福寿草の花が咲いています。土手や畑の脇には、若々しい黄緑の草が土の中から吹き出るように出始めています。 季節は春。 この間、DASH村の界隈の方に、おはぎをいただきました。私はそれを口に入れた瞬間に、そのあんこの味と餅の歯ごたえから、今が春のお彼岸であることを思い出しました。 おはぎを味わうまで忘れていたお彼岸。肝心なことを忘れていたことだと反省しました。何かと、欠落が多いので、気を引き締めて暮していきたいものです。 |
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| 三月も終わり。年度末。卒業の時期。 こちらのページを見ていただいた皆様には、いつも心より感謝いたしております。 本当にありがとうございました。 |
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